佐藤理人 19年8月10日放送



発明の真相  点字

点字は、10歳の少年によって生まれた。

1819年、ルイ・ブライユという盲目の少年が、
パリの王立盲学校に入学した。

彼はそこで「ソノグラフィ」という文字に出会った。

兵士が夜でも命令を読めるよう、
アルファベットを12個の点で表した暗号だったが、
複雑すぎるという欠点があった。

ブライユはそれを6個の点で表すことに成功。
以来、ブライユ式点字システムは世界中で、
目の不自由な人たちに字を読む喜びを届け続けている。

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