佐藤延夫 19年9月1日放送
KIKO
防災の日に 月
お天気の言い伝えをご存知ですか。
「月が赤く見えると雨が降る」
月の色は、光の波長の長さが影響します。
空気中の湿度が高いと、
波長の短い青や白の光は
水蒸気の粒に反射して
地表まで到達することができません。
波長の長い赤色の光だけが
水蒸気をすり抜けて地表に届くので、
月がいつもより赤く見えるというわけです。
低気圧や台風が近づいていると、
月が赤く見えやすくなるとか。
今日9月1日は、防災の日。
昔からの言い伝えが役に立つかもしれません。