佐藤延夫 19年9月1日放送
防災の日に サイレン
お天気の言い伝えをご存知ですか。
「遠くの鐘の音が聞こえると、天気が悪くなる」
たとえば、時刻を告げる鐘やサイレン。
いつもはあまり聞こえない音が はっきり聞こえたら、
天気は下り坂になると言われています。
音は、温度が高いほうから低いほうへ伝わる性質があります。
地表が暖かく上空が冷たい場合、
音は上に向かって進んでしまい、
遠くまで聞こえづらくなるのです。
低気圧や前線が近づくと、
地表と上空の気温差が少なくなるので
音は横方向に伝わり、遠くまで届くというわけです。
今日9月1日は、防災の日。
昔からの言い伝えがあなたを守ってくれるかも。