大友美有紀 19年10月6日放送
Les_Williams
楽器の話 パイプオルガンの演奏方法
荘厳な音を響かせるパイプオルガン。
かつて教会では「神の声」を代弁する楽器とされていました。
今のパイプオルガンは、大きさにもよりますが
2500本から6000本のパイプを持っています。
ひとつのパイプで出せる音はひとつ。
音色と音の高さの違うパイプを揃えて、
使い分けて、音楽を奏でます。
ストップ、音の栓と呼ばれるレバーを操作して
ある音色群のパイプを選び、鍵盤で音階を弾く。
音量を操作するのは足元にあるペダル。
低音域の演奏も足で行います。
全身に鳴り響くような、あの音楽は、
全身で演奏されているのです。