佐藤延夫 19年10月5日放送



樹木の話 クリ

秋を代表する味覚のひとつ、クリ。
古代から人々の食料になったが、
実だけではなく、木材も古くから重用されてきた。
程よい硬さで耐久性に優れ、水にも強い。
また、粘りがあり、
割れたり暴れたりすることも少ない。
鉄道の枕木や土木用材のほか、
工芸品にも多く使われている。
縄文時代の遺跡からも、
クリの木が建築物の土台として
使用されていた形跡が残っているそうだ。
さすが人間は、抜け目がない。

タグ:

«    »

topへ

コメントをどうぞ

CAPTCHA



login