蛭田瑞穂 19年10月13日放送
深海 海底二万里
フランスのSF小説家ジュール・ヴェルヌが
1870年に発表した小説『海底二万里』。
正体不明の巨大海洋生物の探査に出た探検隊が、
ネモ船長という人物によって建造された潜水艦
「ノーチラス号」に乗り込み、海底を旅する冒険譚。
この小説が発表された当時の潜水艦は性能が低く、
外洋を自由に航行できるものはなかった。
『海底二万里』で描かれるノーチラス号の性能は
ジュール・ヴェルヌの空想の産物。
しかし、のちに現実がその空想に追いつくことになる。