大友美有紀 20年8月2日放送
「金銀の日」 バロン・ニシ
今日は金銀の日。
1928年、アムステルダム・オリンピックで
日本人選手が、金銀のメダルを獲得した、その記念です。
かつて、オリンピックの最終種目は、
馬術の障害飛翔と決まっていました。
1932年のロサンゼルス大会、
コースは難易度が高く、失格が続きました。
そんななか金メダルを獲得したのは、
30歳の陸軍中尉、西竹一とウラヌス号。
日本馬術、唯一の金メダル。
バロン・ニシの愛称を持つ彼は、
勝利後の記者会見で「We won.」と
簡潔に答えました。
Weとは、自分と馬、なのか
私たち日本人、なのか。
真意は時の彼方です。