「あらかぶ」ですが渋谷の飲み屋の名前です。
しかもノドグロはあったけどアラカブはなかったぞ。
飲み代は安かった。
おでんはうまくなかった。
でも午前4時までやっている。
少なくとも便利な店ではあった(玉子)
渋谷のあらかぶ
ベベンコビッチの皆さんお元気ですか
ベベンコビッチオーケストラの皆さん、お元気ですか。
ブログで期間限定の動画を発見したので
こちらでも紹介させていただきます(玉子)
ベベンコビッチのブログ:http://blog.goo.ne.jp/bebencobicci
五島のはなし(118)
五島にはヘンな人が多かった
っていう話(117参照)を書いたら、
五島出身の「あらかぶ」さん(男)からコメントがあって
すごく笑ったのでコピペ。
さすが五島!
(ちなみにこの10円おじさん、僕は知らんかった)
↓
10円おじさん
小学校の帰り、『10円あげるから耳掃除させて』と
言ってくるおじいさんがいたよな。
10円に魅力は感じたけど、
実際にやってもらったという話し
は聞いたことはなかったけど。
五島のはなし(117)
子ども時代のことを友人と話していると、よく、
五島にはヘンな人がいたよなーって話になる。
が、うちの父は
「むかしはヘンな人がもっとたくさんいたんだけどな~」
と遠い目をして言う。少し残念そうに。
なんでも昭和40年代のいつごろか、
とってもエライ人が五島を来訪し、
その機会にヘンな人たちは少なくなった、というのである。
ホントだろうか・・・
「むかしはもっといた」という
ヘンな人の一例は「メヒクライ」だ。
「飯喰らい」っていう意味だと思う。
いつも茶碗を手にもって街を歩き、
腹が減ると、知らない人の玄関にズカズカと入り
「メヒッ!」
と大声で叫ぶのだそうだ。
手に持った茶碗を突き出しながら。
すると、その家の人は
(あ、メヒクライがうちに来たゾ・・・と思いながら)
その茶碗にご飯を入れてあげる習わしだった、という。
たきたての白米じゃないと嫌がった、
という話を聞いた気がする。
ホントだったらおもしろい。
おかずはどうしていたんだろう。
ふつうに考えれば、ご飯がおいしくて、
親切にしてくれる家ばかりを選ぶようになるはず。
でも、メヒクライは誰の家でもおかまいなしに入っていったというから、
実はきっと、島民の、他人への思いやりとか、コミュニティの連帯感とか、
そういうのを高めるために、ヘンな人のふりをしていたんじゃないか
(一風変わった民生委員ととらえることもできる)、
なんて想像をふくらましてみたけど、
たぶんそんなことはなくて、たんに、ヘンな人だったんだろう。
五島のはなし(116)
前回に引き続き、五島市のメルマガ
「心のふるさと子」からのお知らせ。
↓
物産展のお知らせです。
22日(水)から、鹿児島山形屋において「長崎物産展」が行なわれます。
五島市からは鬼鯖鮨、ねり物、サンゴ、かんころ餅などを出品。
五島市事務局ブースでは、22日~24日の3日間、計100名の方に豪華五島産品が
当たるガラポン抽選会を実施します。
“五島賞”はなんと!「鹿児島~五島間の往復航空券+ホテル宿泊券」!!
五島牛乳、コーヒー牛乳、みるくプリンの特別限定販売もありますよ~。
お近くの皆さま、ぜひご来場ください!
■日時 9月22日(水)~27日(月)の6日間
※ガラポン抽選会は24日までですのでご注意ください。
■会場 鹿児島山形屋(鹿児島市金生町3番1号)
だそうです。
さあみなさん、このチャンスをお見逃しなく!
こぞって鹿児島に行きましょう。
五島のはなし(115)
五島から定期的に送られてくる
お便りメール「心のふるさと子」より抜粋。
五島では禁漁期間を終え、秋の伊勢エビ漁がはじまっています。
刺身にするとその身は甘く、歯ごたえもあり絶品です。
来島の際はぜひ刺身で味わってみてください!
小泊漁港では大人から子どもまで大人気の伊勢エビ漁体験ができますよ。
詳しくは、「よかとこ、五島。」ホームページ
http://www.yokatoko-goto.jp/ をご覧ください。
・・・伊勢エビ漁体験、ぜひ行ってみたい。
この秋も五島に帰りたくなってきた。
五島のはなし(114)
先日、超ハイクオリティの
ラジオCMをつくりつづける会社
RンダムハウスのT島さんから
「もっとインドア派に向けても五島の良さを教えてください・・・」
と言われた。
インドア派に?五島の良さを?
・・・五島に行く必要ないんじゃないか。と正直思ったが、何かあるだろうか?
たとえば、コンカナ王国。
鬼岳のふもとに広がる、温泉を有するリゾート。
あとは、何だろう?
昔だったら素敵な映画館があったんだけどなあ。
正確に言うと、田舎でしかありえない豪華3本立てが見られる映画館。
僕の最初の映画の記憶は「ET」で、
そのとき、ほかに「ナビゲーター」っていう別の宇宙ものと、あともう一本、
なんだったっけ、ぜったい違うはずなのにさっきから「エマニエル夫人」という
タイトルだけが浮かんでくる、、、とにかく3本立てだった。
考えてみれば、よー3本も続けて映画を見るわ。
終わったころには1本目の内容忘れてしまうやろ。
まあでもとにかく映画館はもうない。
ボーリング場?なくなったよね。今またあるんだっけ?
とかいろいろ思いをめぐらせていたら、
T島さんが、ぽつりと「ほら、おいしい食べ物とか・・・」ともらす。
ええ、そうなの?インドア派って、おいしい食事っていうことなの?
言葉づかい的にちょっと違うんじゃないの?と思ったけど、
五島のはなしをいつも読んでくださっているとのことだったので、
そこはスーパーにこやかに「こんど美味しい店のこと書きます!」と答えた。
まず、毎回帰省したときに立ち寄る
焼き鳥のお店「鳥羽」(とば)。ここ、うまいです。
この夏行ったときは、冷製パスタが抜群にうまかった。
いま書いた話の流れ、明らかにおかしいけど、でも事実だからしょうがない。
焼き鳥と言えば、
この夏はじめて行った「とりせん」(せんは漢字だったかも)
もうまかったなあ。
あと、お好み焼き「鉄平」。
ふんわり独特のお好み焼きを食べさせてくれます。
味噌ラーメンもうまい。
ちなみに僕の同級生の名前がこの店の名前。
あと、「望月」のサービスステーキ。
・・・もうたぶん20年近く食べてないけど。
子どもの頃、こんなうまいものはないと思ってました。
でも去年だったけな、雑誌エスクワイアの島特集のとき
「望月」が載ってましたから。相変わらずうまいんでしょう。
ああ、五島牛のうまさを全国の人に知ってほしい。
あとは、香珠子(こうじゅし)海岸にある「椿茶屋」とか
海鮮料理の「心誠」(しんせい)とか、割烹の「奴」(やっこ)とか。
五島ならでは、が食べられます。
でも、年に2回帰省するだけの、しかも基本食に
あまりこだわりのない人間の情報だから、たぶん限定的です。
だれか、五島の食情報、
T島さんに教えてあげて!
五島のはなし(113)
きんなごあじろ。
地名です。
きんなごは魚のキビナゴで、
あじろは網代。
定置網の漁場とか魚が集まる場所っていう意味らしい。
観光地でもなんでもありませんが、好きな場所です。
五島のはなし(112)
いままでルアーをあまり信じてませんでした。
ルアーとは、魚釣りに使う、たいていは魚の形を模した、擬似的なエサです。
小魚のように見せかけ、
ふだん小魚をエサとしている大きめの魚を釣るわけです。
子どものころから本当のエサを使った
釣りに親しんできた僕としては、
ルアーなんかでめったに釣れるものではない、と思っていたし
なんかこう都会のファッション的行為に思えたりもして敬遠してたわけです。
それがいろんないきさつで興味を持ち始め、
今回、五島の帰省中にいろいろ試してみることにした。
(あーほんとすみません、釣りの話ばっかりで)
(でもほら釣りの話って、釣りの話をメタファーにした人生の話だったりしますし)
(・・・正直、これは違いますけど)
で、前回の僕の兄が大きなイカを
見せびらかしてる写真をとった場所
(ちなみにマブシという場所です。兄と僕の釣りの聖地というか、ホームグラウンドというか、そういう場所です。)
で、あらかじめネットで入手していた「キビナゴ・バイブレーション」というルアーを投げてみた。
するとどうです、いきなりガツンとあたりが来て
マダイが釣れたですよ!
うひょー。
やっぱ五島すごい!
こんなにあっさり釣れるとは!
その後も、カマスだとかエソだとかハタが釣れて
もうほんと海辺にいるのが楽しくてしょうがなくって
で、調子に乗りすぎて、海に転落し、ケータイをダメにしてしまった。
(あ、そーだ、ケータイのデータをすべて失ったので、
ぼくのケータイのアドレスとか電話番号を知ってる人、僕に一度連絡ください!
いままでの番号とアドレスで通じますから!おねがいします!)
あ、それで、最初に釣ったマダイの口の中には
マダイの口の中で一生を過ごす「タイノエ」という
生きものがツガイでいたのだけど、
このタイノエもまるまる太っていて、
五島の海の豊饒さを感じさせた。
ちなみに、タイノエってこんな生きもの↓
; transferred to Commons by User:Tilla using [h)”]五島のはなし(111)
お盆休みの1週間、五島で魚釣りをする。
このことを、僕の兄は「命の洗濯」と呼んでいる。
都会で1年間ためた命の汚れは、
なかなかひどいものなのか、
とりつかれたように毎日海に向かう。
今年、命の洗濯はエギングで行う、と兄は決めていた。
エギングとは、アオリイカ(五島ではミズイカと呼ぶ)を、
エギと呼ばれる専用のルアーで釣ることだ。
ちなみにエギは漢字で餌木と書く。
兄はいままでやったことのなかった(僕もやったことなかったが)この
エギングなる釣り方を、五島に帰省する前に必死に勉強し、
こまめに釣り具屋に通って道具を揃え、
五島での本番に臨んだ。
一年間のうっぷんを五島での釣りではらそうとする、
そのけなげな姿を五島の釣りの神様はずっと見てたのでしょう。
兄はよく釣りました。釣りまくった、と言っても過言ではないほど。
ベストシーズンではない五島のアオリイカを。
釣った感触を何度も何度も思い出しながら、
(職場の同僚にちゃっかり自慢話もしながら)
兄はまた1年、都会暮らしをがんばることでしょう。