風 風の強さ
気象庁が定める「天気予報等で用いる用語」の中には
「風の強さに関する用語」がある。
それによると、風の強さの表現は
「やや強い風」「強い風」「非常に強い風」と強くなり、
もっとも強い風が「猛烈な風」と呼ばれる。
逆にもっとも風が弱い状態は「静音」という。
風力が秒速0.3メートル未満の風で、
天気予報では「風が穏やか」などと表現される。
風薫る5月。
穏やかな風の心地よさを肌で感じたい。
風 風の強さ
気象庁が定める「天気予報等で用いる用語」の中には
「風の強さに関する用語」がある。
それによると、風の強さの表現は
「やや強い風」「強い風」「非常に強い風」と強くなり、
もっとも強い風が「猛烈な風」と呼ばれる。
逆にもっとも風が弱い状態は「静音」という。
風力が秒速0.3メートル未満の風で、
天気予報では「風が穏やか」などと表現される。
風薫る5月。
穏やかな風の心地よさを肌で感じたい。
星船
風 春の風
春はいつ終わり、夏はいつ始まるのだろう。
気象庁の「季節を表わす用語」では、
春は「3月から5月までの期間」、
夏は「6月から8月までの期間」となっている。
それに従えば、春はあと3週間ばかり。
風薫る5月。
その風は春に別れを告げる風でもある。
風 風の神さま
風の神様、ときいて、
金屏風に描かれた風神雷神図を思い出す人もいるでしょう。
青い鬼のような見た目をした風神が、
白い布を頭上にたなびかせ、
対となる雷神と共ににらみを利かせる有名な絵。
この白い布は、風を蓄えた袋だと言われますが、
実はこの風神のスタイルは、日本固有の物ではありません。
風の袋を持つ神をうつした美術品は、
なんと、およそ1900年前のアフガニスタンの地でも発見されています。
大陸を超えて吹く風のように、
文化もまた、自在に世界をめぐるのですね。
Tim Ertl
風 祈りの音へ
アドリア海に面した国、クロアチアの海沿いに、
不思議な和音が響き渡る場所がある。
名はザダル。
1991年から約5年の間つづいた内紛で
戦渦に巻き込まれた街のひとつだ。
その海岸の一部に、
楽器のような仕掛けをつくったのは、
クロアチア出身の建築家、ニコラ・バシッチ。
故郷の平和を祈ってつくられたこの仕掛け。
和音の奏者はなんと、波がつくりだす海風だ。
きっと今この瞬間も、
平和を願う、祈りの和音になったアドリアの海風は、
ザダルの街を吹いている。
bichxa
風 春の風
自然豊かな日本には、100を超える風の呼び名がある。
その種類は、風の吹く時期、強さ、方角などによって様々だ。
例えば、今の季節の風は、
みどりの風と書いて「緑風(りょくふう)」、
若葉を揺らす様子から「若葉風(わかばかぜ)」などいかにも清々しい。
少し変わった呼び名の風もある。
我が家の方から吹いてくる風を「家風(いえかぜ)」、
艶めかしく感じる風は「色風(いろかぜ)」
今夜、あなたの街にはどんな風が吹いているだろう。
Evan-Wilson-Photography
風 セントアンドリューズ
スコットランドにある
ゴルフ発祥の地「セントアンドリューズ」
この町には世界一難しいと言われるショートコースが存在する。
障害物はバンカーと川のみというシンプルな構造だが、
プレイヤーを翻弄するのは、
向きと強さを頻繁に変える風の存在だ。
マスターズ・トーナメントの創始者も、
生涯で一度だけ棄権をした場所だという。
時に気まぐれな風との戦いになる
セントアンドリューズ・オールドコースは
「神の造ったコース」と呼ばれている。
生まれるとき お腹の中の思い出
子どもは、
お母さんのお腹のなかにいたときの記憶を持っている。
…なんていうと、半信半疑になるだろうか。
「胎内記憶」と呼ばれる生まれる前の思い出、
3人に1人は覚えているという。
「ゆらゆらしたお風呂、あったかかった」
「お腹のなかの紐で遊んでた」
「空の上からママを選んでやってきた」
教えてくれることはさまざま。
でも、4歳ぐらいからその記憶は薄れてしまうのだとか。
一生に一度の記憶。せっかくだから、聞いてみたい。
Photo by Kate Krivanec on Unsplash
生まれるとき 二人の力
鼻からスイカが出る、とも例えられる出産の痛み。
お母さんが頑張っているとき、
お腹のなかの赤ちゃんも
一生懸命外の世界に出ようと格闘している。
狭い産道をうまく抜けられるよう、
赤ちゃんはあごをぐっと胸に近づけ、頭や体を回旋させる。
くるくる回る力に、陣痛という子宮が収縮する力が加わって
少しずつ、少しずつ、赤ちゃんはお腹から出てくるのだ。
お母さんと子ども、二人で息を合わせて。
ぴったり重なったとき、この世界に新しい命が生まれる。
Photo by Rose Elena on Unsplash
生まれるとき むすことむすめ
むすことむすめ。
どちらも「むす」がつきますね。
この「むす」って、いったい何なのでしょうか。
ヒントは、
苔むす。
草むす。
そう。
むすという言葉には、
生じる、生まれるという意味があり、
漢字でも、生む(産む)という字があてられます。
生まれてきてくれて、ありがとう、おめでとう。
むすこも、むすめも、
そんな祝福が込められた言葉だったのですね。
Photo by Kevin Keith on Unsplash
生まれるとき 人生の朝
ハッピーバースデー・トゥー・ユー♪
世界中で親しまれるこの曲が、
実は替え歌なのをご存じだろうか。
本当の歌詞はこうだ。
Good morning to you, good morning to you.
Good morning dear children.
Good morining to all.
これは、かわいい子供たちへの朝の挨拶。
あたらしい一日の始まりを告げる歌。
お母さんから生まれるその瞬間、
こどもたちは、まぶしく輝く人生の朝をむかえる。
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