Olivier Strecker
映画音楽 エンニオ・モリコーネ1
映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネが先月、91歳で逝去した。
『夕陽のガンマン』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
『ニュー・シネマ・パラダイス』
『海の上のピアニスト』
『ヘイトフル・エイト』
60年以上に及ぶキャリアを通じ、
600を越えるオリジナル楽曲を手がけてきたエンニオ・モリコーネ。
彼がこの世を去っても、その魂は人々の心の中で響き続ける。
Olivier Strecker
映画音楽 エンニオ・モリコーネ1
映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネが先月、91歳で逝去した。
『夕陽のガンマン』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
『ニュー・シネマ・パラダイス』
『海の上のピアニスト』
『ヘイトフル・エイト』
60年以上に及ぶキャリアを通じ、
600を越えるオリジナル楽曲を手がけてきたエンニオ・モリコーネ。
彼がこの世を去っても、その魂は人々の心の中で響き続ける。
breatheoutnow
映画音楽 エンニオ・モリコーネ2
映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの「Chi Mai」は
1971年に公開された映画『Maddalena』のためにつくられた。
映画自体はヒットせず、日本では公開されることもなかった。
しかし、「Chi Mai」はその後、数々の映画やドラマに使用され、
映画音楽史に残る作品となった。
Haags Uitburo
映画音楽 ヒドゥル・グドナドッティル
第92回アカデミー賞で、映画「ジョーカー」が作曲賞を受賞した。
作曲したのは、アイスランド人の女性チェリスト
ヒドゥル・グドナドッティル。
人間の複雑な内面を捉えたサウンドトラックは見事なもので、
主演のホアキン・フェニックスが、
役作りのターニングポイントになったと明言しているほどだ。
実は彼女は、撮影前にすべてのスコアを仕上げていた。
セットや衣装をまとった俳優たちを目にする前から、
彼女には、監督と同じ「ジョーカー」の世界が見えていたのだ。
ヒドゥルは受賞スピーチでこう語る。
映画作曲家の創造性は、監督との対話によってのみ生まれます。
映画音楽 ハートビート
映画音楽は、しばしば、映画よりも愛される。
その証拠に、音楽そのものは、
テレビやウェブでBGMとして登場することはもちろん、
街なかのカフェで流れたり、
フィギュアスケートやダンスなどの身体表現の創作を支えたり、
一人ひとりのスマートフォンに入っていることもある。
ジェームズキャメロン監督は、映画音楽についてこう話している。
映画音楽は、映画の鼓動なんだ。
時と共に、忘れられていく物語もある。
それでも、その映画音楽が脈うつ限り、
映画は生きつづけられるのだ。
映画音楽 星に願いを
ディズニー史上初の、アカデミー歌曲賞を受賞した映画「ピノキオ」。
主題歌「星に願いを」は、しっとりとしたロマンチックな名曲だ。
劇中でこの歌を歌うのは、
ピノキオを良い行いに導くコウロギ、ジミニークリケット。
ジミニー役のクリフ・エドワーズは、
ウクレレ奏者として活躍していたが、
この映画を機に、ディズニーを代表する人気声優となった。
星に願いをかけるとき
君が誰でも関係ないさ
心に願うことはなんでも叶うはず
映画音楽 Rhapsody in Blue
「ニューヨークを夢の国のように撮りたい」
ウディ・アレン監督自ら、
その想いが完全に満たされたと語った、映画「マンハッタン」
オープニングはガーシュウィンの「Rhapsody in Blue」の調べにのせ、
ニューヨークの街並みが、モノクロで映し出される。
夜明けの摩天楼、ブロードウェイのネオンサイン。
ノスタルジックな風景に、
ウディアレン演じる、主人公のセリフが重なる。
「ニューヨークは常にモノクロの街であり、偉大なガーシュウィンの曲だった。」
ちぃこ
涼をたのしむ そうめん
暑い夏に食べるなら、そうめんがいい。
つるりとしたのどごしに、ひんやりとしたつゆ。
食欲がないときもするすると食べられるのがありがたい。
いつもの食べかたに飽きたら、
日本各地のそうめんアレンジを試すのはどうだろう。
例えば愛知や静岡ではそうめんの上に酢味噌を乗せ、
かき混ぜて食べる地域がある。
鹿児島ではスイカやみかんなど、フルーツを入れて楽しむ。
沖縄のそうめんチャンプルーも忘れてはならない。
旅行が難しい夏でも、
各地の味を家に運んでくることはできる。
蒸し暑い毎日、そうめんで涼をたのしむのはいかがですか。
涼をたのしむ 天然氷
自然の中で凍らせた、天然氷。
山陰に池をつくり、水を張って凍らせて作る。
簡単そうに聞こえるが、手間と根気が必要な仕事だ。
池に木の葉やごみが入らないよう掃除するところから始まり、
氷づくりに適した気温になるまでは、
中途半端な氷が張らないように何度も水をかき混ぜる。
氷が張ったあとも雪かきや箒はきが欠かせない。
2週間から20日間ほどかけて凍らせた氷は硬く溶けにくいが、
削り出すとふわふわ。
そこに甘い蜜をかければ幸せな一皿ができあがる。
暑い夏、涼をたのしむにはやっぱりかき氷が欠かせない。
涼をたのしむ 麦茶
江戸時代、麦茶は麦湯と呼ばれ、「麦湯売り」と呼ばれる屋台が流行した。
天保に書かれた『寛天見聞記』には次のような記述がある。
夏の夕方より、町毎にといふ行燈を出し、
往来へ腰懸の涼台をならべ、茶店を出すあり。
これも近来の事にて、昔はなかりし也。
炎天下に喉を鳴らして飲む麦茶もおいしいが、
夕涼みに味わう麦茶もまた格別。
涼をたのしむ 浴衣
もともと湯上がりに着る下着の一種だった浴衣が
町中でも着られるようになったのは江戸時代から。
盆踊りの流行と共に、
見栄えのする模様を染め抜いた踊り浴衣が普及。
風流な柄を着る歌舞伎役者が人気に火をつけ、
浴衣は夏の衣服として定着した。
今も昔も「映える」は強い。
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