rinia
平成の夏 日本一暑い場所
日本で一番暑い場所。どこだと思いますか?
暑いことで有名な、埼玉県熊谷市。
と思いきや、実は高知県の江川崎という町。
2013年8月12日に41.0℃を記録し、
それまで同率1位だった熊谷市と岐阜県多治見市の
40.9℃を上回る数字を叩き出しました。
どちらも40℃以上なんて、
ちょっと頭がくらくらしてしまいそう。
さあ、平成最後の夏。
この気温を上回る場所は出るんでしょうか。
rinia
平成の夏 日本一暑い場所
日本で一番暑い場所。どこだと思いますか?
暑いことで有名な、埼玉県熊谷市。
と思いきや、実は高知県の江川崎という町。
2013年8月12日に41.0℃を記録し、
それまで同率1位だった熊谷市と岐阜県多治見市の
40.9℃を上回る数字を叩き出しました。
どちらも40℃以上なんて、
ちょっと頭がくらくらしてしまいそう。
さあ、平成最後の夏。
この気温を上回る場所は出るんでしょうか。
時の記念日 時は金なり
Time is money.
時は金なり。
この偉大なる格言を残したのは、
アメリカ建国の父と呼ばれる政治家、ベンジャミン・フランクリンだ。
彼の信念を記した「フランクリンの十三徳」のひとつは、
時間に関することだ。
時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。
無用の行いはすべて断つべし。
ちなみに、アメリカの100ドル紙幣には
ベンジャミン・フランクリンの肖像が描かれている。
時間もお金も無駄にするな、と戒められている気分になる。
今日は、時の記念日。
Merrick Brown
時の記念日 人生の一時間
1921年、シカゴ。
死刑判決を言い渡されたギャングがいた。
サム・カーディネラ。
彼がこの世を去る時間は、
4月15日金曜日、午前8時に決まった。
だが彼は言った。
「判決が出たのはサマータイムが始まる前。
サマータイムのせいで、俺の人生から一時間が奪われることになる。
死んだあとならどうでもいいが、この金曜の朝は違う」
サマータイムとは、3月から11月の間、時計の針を一時間早めること。
それは、カーディネラのささやかな抵抗だった。
彼の主張は受け入れられ、
死刑執行は一時間繰り下げられた。
たった一時間。
それでも、人は生きようとする。
今日は、時の記念日。
ひらめき エドウィン・ランド
子どもの素直な疑問が、ときにひらめきのヒントになる。
科学者であり、発明家でもあるエドウィン・ランドはある日、
娘の写真を撮ってあげた。
1940年代の、スマホなどない時代。
すぐ写真を見たい!とせがむ娘は、ランドに素朴な疑問をぶつけた。
「どうして写真は撮ったらすぐに見れないの?」
その言葉からひらめき、ランドは
写したその場で写真が現像できるインスタントカメラを開発した。
当時は「ランドカメラ」の名で発売されたが、
今では「ポラロイドカメラ」として親しまれている。
ひらめき H.Jハインツ
あのケチャップ会社の生みの親、H.Jハインツ。
1896年のある日、ハインツはニューヨークの電車のなかで
自社の広告をどうしたものかと考えていた。
車内に目をやると、ある靴会社の「21のスタイルの靴」という広告。
ハインツ社の商品にも当てはめてみたらどうだろうとひらめき、
その足ですぐさま印刷屋に駆け込んだ。
そのとき、なぜか「57」という数字が頭から離れず、
一週間後、「57 varieties」というコピーとともにハインツ社の広告が街中を飾った。
100年以上経った今でも、「57 varieties」のフレーズは健在。
実は、ケチャップボトルにも載っているので確認してみては。
ひらめき 加藤和彦
映画『この世界の片隅に』のオープニング曲として
改めて注目が集まった、『悲しくてやりきれない』。
ザ・フォーク・クルセダーズの2枚目のシングルとして発売されたこの曲には、
ちょっとした逸話がある。
当初リリース予定だった『インダス河』が発売自粛になったため、
急遽新曲を書くようにと言われたメンバーの一人、加藤和彦。
部屋に閉じ込められ、ギターだけ渡され、
ああもうどうしようもない、となったとき、
ふと『インダス河』のメロディーを譜面に書き、音符を逆に辿ってみた。
そのうちにモチーフが思いつき、10分ほどで曲ができたという。
ひらめきは、物事を逆から見ることで生まれることがある。
…あと、追い込まれることでも。
壁を越える 人生を変えた壁
旧東ドイツに住む物理学者の女性は、
木曜日をサウナの日と決めていた。
その木曜もサウナに行き、友人とビールを楽しんだあとバーを出ると、
街を分断する壁がたたき割られていた。
1989年11月9日、木曜日。
歴史的な一日となった、ベルリンの壁崩壊の日だった。
市民の手で壊されていく壁。
歓喜に湧き立つ人々。
「今こそ物事を変えることができる、何かをすることができる」と
彼女は思った。
その直感に従い、彼女は勤めていた科学アカデミーをやめ、
政治の世界へと進んだ。
そして、ドイツ初の女性首相となった。
彼女の名前は、アンゲラ・メルケル。
壁の崩壊が、ドイツの未来を築いた。
Gary Goodenough
壁を越える 「国境の壁」を越える
言葉の壁。
人種の壁。
性別の壁。
さまざまな「壁」に打ち勝とうとするいま。
「生物の壁」を越えた愛を描いた映画が、今年のアカデミー賞に輝いた。
『シェイプ・オブ・ウォーター』。
声が出せない女性と半魚人の恋の物語。
監督のギレルモ・デル・トロの授賞式のスピーチは、
「私は移民です。多くのみなさんのように」という言葉から始まった。
25年間、自分の国・メキシコにいました。
自分の一部はそこにあり、一部はヨーロッパに、一部は他の国にあります。
この業界は、そういった国境を越えて仕事すべきだと思うのです。
国境に壁をつくろうとしている大統領に向けられた言葉だ、という人もいる。
壁を越える 秋元康の壁
壁に直面したら、たいていの人はそこで立ち止まって
うんうん悩んでしまう。
でも、作詞家・秋元康は違う。
小説の執筆に行き詰まったとしたら、
その小説は放り投げて、新しいものを書き始める。
あるいは、全然違う仕事にとりかかる。
そうやって、秋元康は立ちはだかる壁を越えるのではなく、迂回してきた。
彼はこう言う。
逃げてもいいんですよ。
そのときに、人生において大事なのは「戻ってくる力」なのです。
お金 マリリン・モンローとハリウッド
今もなお愛されるアメリカの女優、マリリン・モンロー。
彼女はハリウッドのことをこう評した。
ハリウッドは、キスには1000ドル払ってくれるけど、
人間性には50セントしか出してくれないようなところよ。
映画会社が儲かることばかりが優先され、
女優の気持ちは二の次にされていたハリウッド。
セックスシンボルと呼ばれた彼女だからこその、
皮肉っぽい、でもユーモアも交えた答え。
今のハリウッドを見ても、彼女は同じことを言っただろうか。
マリリンは、こんな言葉も残している。
お金がほしいんじゃないの。
ただ、すばらしい女性になりたいだけ。
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