Faisal Akram Ether
友へ 平井堅
「友達」という言葉の意味を調べてみる。
いくつかの辞書ではこう説明している。
「互いに心を許し合い、対等に交わっている人」
ここでいう「対等」とは、一体どういうことだろう。
答えは、ひとつの歌に見つかった。
平井堅の『キミはともだち』。
君が泣いてた 僕も泣きそうになった
だけどこらえて笑った 元気だせよと笑った
君がさびしいときは いつだって飛んでくよ
うまくことばがみつからないけれど
僕の声が君のこころを癒すなら
ただあいづちを打つだけでもいいかい?
さびしいときは あとすこしつきあって
うまく話を聞いてくれないか
ただあいづちを打ってくれるだけで
君がいないと 僕は本当に困る
つまりそういうことだ きみはぼくのともだち
お互いのことを自分のこと以上に思い合える存在、
本当の友達とは、つまりそういうことだろう。