lrog
The Rolling Stones 満たされない
満たされない。満たされない。
何度も何度もやってみたが、ぜんぜん満たされない。
ローリングストーンズの代表曲「Satisfaction」は、
満たされずもがく男の話。
そんなローリングストーンズには、
ボーカルのミックが言ったのか、ギターのキースが言ったのか、
誰が言ったのか、こんな言葉があるという。
夢が消えたら、心も消える。
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The Rolling Stones 満たされない
満たされない。満たされない。
何度も何度もやってみたが、ぜんぜん満たされない。
ローリングストーンズの代表曲「Satisfaction」は、
満たされずもがく男の話。
そんなローリングストーンズには、
ボーカルのミックが言ったのか、ギターのキースが言ったのか、
誰が言ったのか、こんな言葉があるという。
夢が消えたら、心も消える。
Andrea Sartorati
The Rolling Stones ローリングストーンズの最後
イギリスのロックンロールバンド、ローリングストーンズ。
50周年を迎えた彼ら。平均年齢は69歳にもなる。
解散するバンドが多い、ロックンロールの世界。
ストーンズがアニバーサリーを迎え、ツアーを開始するたびに、
記者たちは同じ質問をぶつけた。
「これで最後ですか?」
これは、そんないつもの問いに対する、
ボーカリスト、ミック・ジャガーの答え。
ぼく自身は“ファイナル”だなんて絶対に言わない。
人生、何が起こるかわからないのに、これが最後だなんて言うのは、
実にくだらないと思うね。
2014年の東京ドーム。
縦横無尽に疾走し歌うミックが、走り疲れることはなかった。
壊す人(映画監督:園子温)
アクション、ホラー、サスペンス、コメディー、ヒューマンドラマ。
ジャンルにとらわれず様々な映画を撮り続ける、園子温監督。
彼は、あるインタビューでこう話している。
イメージを常に壊し続けることが重要だ。
ピカソのように、画風をどんどん変えていく。
実験がなかったら、やる必要がない。
そんな園監督はこのたび、お笑い芸人デビューを果たした。
どうやら、映画というジャンルにもとらわれていなかったらしい。
Coyau
壊す人(映画監督:園子温)
映画監督、園子温。
大物俳優の起用が話題をよぶ日本映画界で、
園監督が起用する役者は、ほぼ無名。
予算のせいもあるだろう。
けれど、その理由について、彼は、こんな言葉を残している。
日本には、
シンデレラストーリーが
少なすぎる。
『紀子の食卓』でデビューを飾った吉高由里子しかり、
『愛のむきだし』で女優のイメージを定着させた満島ひかりしかり。
園監督作品でひと皮むけた役者は多い。
彼は、知っているのだろう。
大物を起用するよりも、大物に育て上げることのほうが、
これからの映画界を、はるかに面白くできることを。
夫婦の話(ゲーテとシュタイン夫人)
ドイツの文豪、ゲーテ。
数々の恋愛遍歴でも有名な彼が、
いちずに求愛しつづけた女性がいた。
彼女にゲーテは、こんな詩を贈っている。
私たちはどこから生まれてきたか。
愛から。
私たちはいかにして滅びるか。
愛がなければ。
私たちは何によって自己に打ち克つか。
愛によって。
私たちも愛を見つけることができるか。
愛によって。
私たちを泣かせるのは何か。
愛。
私たちをつねに結びつけるのは何か。
愛。
女性の名は、シャルロッテ・フォン・シュタイン。
彼女には、夫と3人の子供がいた。
ゲーテの熱心な求愛は、11年にも及んだが、
シュタイン夫婦の愛の結びつきを断ち切ることは、ついにできなかった。
ゼロ
夫婦の話(内田裕也と樹木希林)
ロックンローラーの内田裕也と、女優の樹木希林といえば、
芸能界でも異色な夫婦だろう。
もう、かれこれ四十年も別居生活。
墓参りの時期など、数ヶ月に一度しか、二人は顔を合わせないという。
とあるインタビューで樹木は、こんなことを語っている。
「目も合わせない夫婦なんてのもありますが、
うちはめったに会わないから(会うと)ずっと向き合ってますよ。
『私に言わせろ』『いや、おれに先にしゃべらせろ』なんてね」
夫婦関係には、適度な距離感が必要だという。
別居というと、一般的には不仲に聞こえるが、
ロックな夫婦のベストな距離感は、
このぐらいビッグでちょうどいいのだろう。
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