麻雀というもの
麻雀というゲームが生まれたのは、1860年頃だと言われている。
当時、中国は太平天国の乱の真っ只中。
清王朝を倒さんと全国各地から集まった人々が、
戦いの合間に、様々なゲームを融合、発展させ、
その原型が形作られたという。
そこで生まれたルールを整理し、広めたのが、
王朝側の人間だった陳魚門(チェンユイメン)という人物。
彼は麻雀と名付けたその嗜みを外交手段に使い、
イギリスを味方に付けることに成功。
見事、太平天国の乱の制圧を成し遂げた。
戦いの中で生まれ、戦いを終わらせたボードゲーム。
それが、現代に伝わる近代麻雀である。