川田琢磨

藤曲旦子 20年2月22日放送



2月22日は、食器洗い乾燥機の日。

2月22日といえば、
にゃん(2)にゃん(2)にゃん(2)の語呂合わせから
「猫の日」を思い浮かべる人も多いだろう。

だが調べてみると、
他にもいくつかの記念日が制定されている。
その一つが「食器洗い乾燥機の日」である。

日本電機工業会が制定。
食器洗い乾燥機によって、食後にゆとりができ、
夫婦だんらんの時間ができるということから、
ふう(2)ふ(2)にっ(2)こりの語呂合わせだ。

昔から忙しいときには、
猫の手も借りたいといったものだが、
現代では、食器洗い乾燥機がその役目を果たしてくれているようだ。

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藤曲旦子 20年2月22日放送



2月22日は、おでんの日。

おでんの人気具材の一つである、
「白滝」と「糸こんにゃく」の違いはご存知だろうか。

どちらも生まれは、江戸時代。
「白滝」は関東。「糸こんにゃく」は関西が発祥地だ。

当時は別々のものだったが、
今では製法も同じになり、呼び名だけが残ったそうだ。

名前は違っても、おいしさは一緒。
具材一つ一つに歴史があるのも、
おでんの魅力のひとつかもしれない。

今日、2月22日は
フー(2)フー(2)フー(2)でおでんの日。

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堀井沙也佳 20年2月22日放送


MrSnooks
スタンリー・キューブリック

数々の名作を生み出してきた
鬼才 スタンリー・キューブリック監督。

「シャイニング」「フルメタル・ジャケット」「時計じかけのオレンジ」
作品のなかには度々、
精神が崩壊していく人間、
あるいは予め精神に異常をきたしている奇人が登場するのだが、
彼らにはみな「笑う」という共通点がある。

いろいろな感情を、涙で水に流す機能が失われたとき
人間は、泣くのではなく、笑う。
SOSのサインは、涙ではなく笑いの裏に
隠れているかもしれない。

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堀井沙也佳 20年2月22日放送


tojulius
レザボア・ドッグス

クエンティン・タランティーノ作の映画「レザボア・ドッグス」。
強盗をするギャング集団のなかに、
おとり操作を行う警官が紛れ込む物語は、
最後に思いもよらぬ、実に不条理な結末を迎える。

監督は、物語についてこう言及している。
「クライマックスの役者の心情を表す言葉は、英語にはない。
ただし、日本語にはある。それは、仁義だ」と。

レザボア・ドッグス。邦題は「仁義なき男たち」。

かつて中国より伝わった『仁義』という思想は、
2020年の今、世界のどこをさまよっているのだろう。

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川田琢磨 20年2月22日放送



ありがとうの形

チェコの作曲家、ボフスラフ・マルチヌーが書いた作品の一つに、
「5つの連作マドリガル」という小品集がある。
これは、彼の友人だった、とあるヴァイオリニストが演奏するために、
特別に書き下ろされたものだ。

そのヴァイオリニストは、曲を作ってくれたお礼にと、
相対性理論の特別講義を行った。
だが、チェコの偉大な作曲家には、さっぱり理解されなかったという。

この不思議なヴァイオリニストの名は、
かの天才科学者、アルベルト・アインシュタイン。

ありがとうの気持ちを伝える理論はまだまだ未完成だったようだ。

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