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「遠いアフリカ」ブルキナファソ 世界遺産
今日、8月5日は、ブルキナファソの独立記念日。
西アフリカの内陸の国です。
日本からブルキナファソを訪れる人は、そう多くない。
ブルキナファソには、ふたつの世界遺産があります。
ひとつは「W(ドゥブルヴェ)=アルリ=ペンジャリ国立公園複合体」。
ドゥブルヴェとは「W」のフランス語読み。
国立公園内を流れるニジェール川が、
Wの形に蛇行して流れていることから名付けられた。
「W(ドゥブルヴェ)=アルリ=ペンジャリ国立公園複合体」は、
ブルキナファソ、ニジェール、ベナンの3国にまたがっています。
最初にニジェールの「W」国立公園が世界自然遺産に登録。
その後、10年近くが過ぎ、2017年にブルキナファソの「アルリ国立公園」と
ベナンの「ペンジャリ国立公園」も登録されます。新しい遺産です。
もうひとつは、ロロペニの遺跡群。
14世紀から17世紀にかけて金の採掘や精錬で栄えた地域。
石壁に囲まれた、砦のような集落跡。
作られたのは、少なくとも1000年近く前。
けれど誰が何のために作ったのか、明らかにはなっていないらしい。
自然と謎。それだけでもブルキナファソを訪れる理由になりそう。