「ターシャ・テューダー」初めての絵本
ターシャ・テューダーは、幼い頃、
母からもらった絵本を見て、
挿絵画家になろうと決めた。
美術学校で絵を学んだが、
誰も彼女を励ましたり、
褒めたりしてくれなかった。
自分の才能に自信が持てなかった。
それでも描き続けた。
そして、23歳のとき、初めての絵本が出版される。
美術は教わってできるようなものではないわ。
自分でたくさん描いて、自分の目でたくさん見ることよ。
その絵本「パンプキン・ムーンシャイン」は、
数々の出版社に断られた作品だった。
けれども、70年近く経った今でも出版され、
愛されている。