星合摩美 19年7月14日放送


夏野菜
夏フェス Slow LIVE

大人のための野外フェス「Slow LIVE」。
一般的なフェスでは、スタンディング形式がほとんどだが、
「Slow LIVE」は最初から最後まで席で座って音楽を楽しむことができる。

アコースティックな曲の編成など、しっとりとした演出も魅力の1つ。
さらに、ライブ会場は700年の歴史を持つお寺、池上本門寺。

伝統を感じさせる空間には「Slow LIVE」の名にふさわしい、
贅沢な時間がゆっくりと流れる。

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蛭田瑞穂 19年7月14日放送


Kmeron
夏フェス オープニングアクト

日本を代表する夏フェス、サマーソニックは今年で20回目の開催となる。
2000年に行われた第1回目は、
今や21世紀を代表するバンドとなったCOLDPLAYが
前座に当たるオープニングアクトとして出演した。

その時のステージは体育館のような小さな屋内会場。
冷房のきかない室内で観客は体育座りになって演奏を聴いたという。

その8年後の2008年、COLDPLAYは再びサマーソニックに帰ってくる。
オープニングアクトではなく、大トリに当たるヘッドライナーとして。

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蛭田瑞穂 19年7月14日放送


Emy P.
夏フェス ヘッドライナー

夏フェスなどのロックフェスティバルで、
目玉となるアーティストをヘッドライナーと呼ぶ。

ヘッドライナーはいわば大トリ。
どのアーティストがその年のヘッドライナーを務めるかが、
つねにファンの関心の的となる。

2019年の夏フェス。
フジロックフェスティバルのヘッドライナーは、
The Chemical Brothers、Sia、The Cureの3組、
サマーソニックのヘッドライナーは、
B’z、Red Hot Chili Peppers、The Chainsmokersの3組と発表されている。

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厚焼玉子 19年7月13日放送



迎え火

旧暦7月13日はお盆の初日で
迎え火を焚いて祖先の霊を迎える日だ。
これは江戸時代に定着した風習だそうだ。

暦が変わって新暦になると
7月は稲の成長期で草取りに忙しい時期と重なる。
そこで月遅れの8月にお盆の行事を行う地方も多い。

迎え火は家の門口で炊く。
それを目印にして
亡くなった人の霊が懐かしい家に帰ってくる。

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厚焼玉子 19年7月13日放送



迎え火

7月13日はお盆の初日。
亡くなった人の霊を迎え入れるために
キュウリの馬やナスの牛をお供えすることがある。

これは故人の霊が牛に荷を牽かせ、
馬に乗って行き来するという意味だが、
同時に、ナスもキュウリも旬の野菜で
手に入りやすいからだ。

ちなみに沖縄ではサトウキビをお供えするという
話をきいた。
これを杖にしてくださいという意味だそうだ。
地方によってお盆の風習も微妙に違う。

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厚焼玉子 19年7月13日放送



迎え火

思えば当たり前のことだが
お盆は日本だけの行事だ。
迎え火を焚く風習を外国の人に説明するには
どうすればいいだろう。

「迎え火は先祖の霊を迎える火です」という簡単な説明を
英語とフランス語にしてみると

Mukae-bi is fire to welcome the spirits of ancestors.

Mukae-bi est un feu pour accueillir les esprits des ancêtres.

ちなみにフランスでは11月2日の使者の日に
お墓を掃除し、花を飾るそうだ。

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厚焼玉子 19年7月13日放送


karesansui
迎え火

7月13日はお盆の最初の日。
この日焚いた迎え火でやってきた祖先の霊は
三日間家に留まり、
16日の夕暮れ、送り火に送られて帰っていく。

迎え火はその家の門口で焚くが
送り火は地域の一大行事になっているものも多い。
京都五山の送り火に代表される山の送り火、
長崎の精霊流しなど海の送り火。

亡くなった人とお別れする寂しさは
賑やかな送り火の行事が埋めてくれるのだろう。

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厚焼玉子 19年7月13日放送



迎え火

今日は7月13日、お盆の最初の日。

迎え火を焚くために玄関先や門の前を掃除して
打ち水をする。
暑い日にはその打ち水に蝶がやってきて
水を吸うことがある。

蝶は死者の魂、あるいはあの世からの使いと
考えられていたが、
亡くなった人がお盆に帰ってくるときに
蝶の姿をしていると言い伝える地方もあるそうだ。

蝶はカラダを冷やすために水を吸う。
打ち水で小さな命を助けるのも
亡くなった人への供養になるのではないだろうか。

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大友美有紀 19年7月7日放送



「たなばたゆかりの地」 奈良・葛城市・棚機神社

今日は7月7日。七夕。
日本全国には「たなばたゆかりの地」が数多くある。

たとえば、奈良県葛城市(かつらぎし)の「棚機神社」。
棚に機械の機と書いて、「たなばた」。

5世紀ごろ、この地に中国から、
機台付きの機(はた)、
それを織る織女(しゅくじょ)、
オトタナバタの説話や機織りの技術向上を願う儀式・七夕儀礼の
3つが伝えられたという。
それが七夕伝説に結びついた。

神社の所在地は、葛城市太田小字七夕。
七夕で過ごす七夕の夜は、晴れたのだろうか。

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大友美有紀 19年7月7日放送


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「たなばたゆかりの地」 奈良・葛城市・棚機の森

今日は7月7日。七夕。
日本には、数多くの「たなばたゆかりの地」がある。
そのひとつ、奈良県葛城市(かつらぎし)の「棚機神社」。

この地で、日本で最初の棚機の儀式が行われたと考えられている。
葛城市太田には「棚機の森」と呼ばれる場所がある。
かつて「葛木倭文座天羽雷命神社」
(かつらき しとりにいます あめのはいかづちのみこと じんじゃ)があったという。
倭文(しとり)とは古代の布のこと。
今は、「タナバタさん」と呼ばれる古い石の祠が置かれ、
織物の神様、天棚機姫神(あめのたなばたひめのかみ)が祀られている。

長らく氏子不在で神社は荒れ果てていた。
平成4年、保存会が結成され、復活できた。
境内を掃き清め、祭祀を行い、鳥居も建立した。
毎年7月7日には七夕祭りも行われる。

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