土曜日はおいしいパンを スコーン
イギリスのスコットランド地方で生まれたスコーン。
元々はビスケットの一種で、
粗挽きの大麦粉を使って焼いたバノックがルーツとされる。
スコーンという名前だが、
スコーン城というお城で戴冠式に使われた椅子の土台の石が
Stone of Scone「運命の石」と呼ばれ、それに由来する説がある。
石のような形をしたスコーンは、
美味しく焼きあがると、側面に割れ目がきれいに入るそうだ。
土曜日って、
なぜか、おいしいパンを食べたくなりませんか。
土曜日はおいしいパンを スコーン
イギリスのスコットランド地方で生まれたスコーン。
元々はビスケットの一種で、
粗挽きの大麦粉を使って焼いたバノックがルーツとされる。
スコーンという名前だが、
スコーン城というお城で戴冠式に使われた椅子の土台の石が
Stone of Scone「運命の石」と呼ばれ、それに由来する説がある。
石のような形をしたスコーンは、
美味しく焼きあがると、側面に割れ目がきれいに入るそうだ。
土曜日って、
なぜか、おいしいパンを食べたくなりませんか。
土曜日はおいしいパンを バゲット
フランス生まれのパン、といえば
まず思い出すのがバゲットだ。
バゲットの意味は、見た目どおりに「棒」または「杖」。
長さは70センチ前後で、
クープと言われる切れ目が8本くらいあるのが
基本的な形だそうだ。
ちなみに、バゲットを短くして巨大化したパンは、
ドゥ・リーヴル。
バゲットとドゥ・リーヴルの中間にあたるパンは、バタール。
このフランスパン3兄弟、
パン屋さんに並んでいたら、どれにするか悩みそうだ。
土曜日って、
なぜか、おいしいパンを食べたくなりませんか。
mind on fire
土曜日はおいしいパンを クロワッサン
フランス語で「三日月」を意味し、
発酵したパン生地を何層にも丹念に織り込んだパンといえば、
クロワッサン。
マリー・アントワネットがオーストリアからフランスへ嫁いだ際、
同行したパン職人により伝えられたという説がある。
しかし、オーストリアの伝統的な三日月型のパン「キッフェルン」とは
そもそもパンの構造が違うので、
この話にどこまで信憑性があるのかわからない。
それはともかく、
本場フランスでは、バターを100%使用したクロワッサンは菱形。
そうでないものは、三日月型と決めているそうだ。
土曜日って、
なぜか、おいしいパンを食べたくなりませんか。
Hopkinsii
土曜日はおいしいパンを ブリオッシュ
フランスの甘いパンの中でも
卵とバターをたっぷり使った代表的なものといえば、
ブリオッシュだ。
フランス革命前夜、マリー・アントワネットが
食糧難で苦しむ民衆に言い放ったとされる言葉がある。
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない。」
正しくは、
Qu’ils mangent de la brioche!
なので、ケーキではなくブリオッシュを意味する。
本当にマリー・アントワネットが言ったかどうか
真偽のほどはさておき、ブリオッシュは格別リッチなパンと言える。
土曜日って、
なぜか、おいしいパンを食べたくなりませんか。
夫婦いろいろ シーボルト
ドイツ人の医師、シーボルトは、
29歳のとき、ひとまわり年下の娘、楠本たきと結婚した。
しかし、妻の名前を正しく発音することができず、
「オタクサン」と呼んでいたそうだ。
シーボルト事件で国外追放になったあと、
彼は、新種のアジサイに「オタクサ」という学名をつけた。
しかし、このシーボルトの愛の証は、採用されなかった。
今日、2月2日は、夫婦の日。
いい夫婦かどうかは問いません。
ただの「夫婦の日」ですから。
夫婦いろいろ 平塚らいてう
明治生まれの思想家、平塚らいてうは、
画学生の奥村博史と結婚した。
らいてう29歳、博史は24歳だった。
結婚に際し、らいてうは、夫に6ヶ条の質問状を出したという。
たとえ困難に遭遇しても、私から離れることはないか。
子どもは欲しくないが、それでも良いか。など。
男女は対等。夫婦別姓。
彼女の結婚観は、現代人のように進んでいた。
今日、2月2日は、夫婦の日。
夫婦のあり方を、もう一度考えてみませんか?
夫婦いろいろ 川上貞奴
芸妓だった貞奴が、
川上音二郎と結婚したのは、24歳のときだった。
しかし夫婦生活は、興行師の夫に振り回されることになる。
衆院選に出馬して落選した音二郎は、
貞奴を連れてボートで南極を目指すも失敗。
アメリカ巡業で、貞奴は日本初の女優となり、
イギリスのステージやパリ万博にも出演する。
帰国後も波乱万丈な出来事があるのだが、
晩年、貞奴はこんなことを言っていたという。
「私の一生は、ミステイクつづきだった。」
今日、2月2日は、夫婦の日。
良くも悪くも、夫婦は夫婦。
夫婦いろいろ 牧野富太郎
植物学の父と言われる牧野富太郎は、
28歳のとき、2度目の結婚をした。
東京大学の研究室へ向かう途中、
よく立ち寄った菓子屋の看板娘が相手だった。
名前は壽衛子。
当時18歳で、富太郎に好意を持っていたという。
数十年にわたり夫の研究費を稼ぎ、
ときには借金取りから匿い、
富太郎の研究を支え続けた壽衛子だが、
56歳の若さで先立ってしまう。
富太郎は、新種の笹に「スエコ笹」と名付けた。
谷中にある彼女の墓碑には、こんな言葉が刻まれている。
家守りし 妻の恵みや 我が学び 世の中に あらん限りや スエコ笹
今日、2月2日は、夫婦の日。
大切な人に、感謝の気持ちを伝えましょう。
夫婦いろいろ 福沢諭吉
福沢諭吉が結婚したのは、28歳のとき。
相手は17歳の阿錦という娘だった。
妻を敬い、毎日語り合い、議論するのも良い。
夫は家事や育児にも積極的になるべきだ。
そんな結婚観を持っていた諭吉は、
子どもに決して手をあげることなく、
性別を問わず平等にあつかった。
また、当時は珍しい家族旅行にもよく出かけたという。
今日、2月2日は、夫婦の日。
たまには夫婦水入らずで、お食事でもいかがですか。
Armin Rodler
世界のお正月 オーストリア
オーストリアのお正月は、ペルヒトの日から始まる。
ペルヒトというのは、伝説に登場する夜の魔女のこと。
目は真っ赤で、大きな鼻がねじれているのが特徴だ。
1月初旬、人々はペルヒトの格好をして街を練り歩き、
沿道の人を脅かしてまわる。
一方、光り輝く帽子に、鹿の角や鳥の羽を貼り付けた、
美しいペルヒトも現れる。
これは冬の神と、春の神の争いを意味する。
醜い冬を追放し、美しい春を待つ人々の願いが
込められている。
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