紅葉の名所へ 中津峡
荒川の源流に位置する中津峡は、
埼玉県の名勝地にも指定され、
奥秩父随一と言われる景観を誇る。
紅葉の季節は、
例年10月の下旬から始まり、
モミジ、カエデ、ナナカマド、ウルシなど
赤く色づく木が多いのが特徴だ。
高さ100メートルにも及ぶ絶壁。
秋の澄んだ青空。
川のせせらぎ。
想像しただけでも、安らかな気持ちになりそうだ。
紅葉の名所へ 中津峡
荒川の源流に位置する中津峡は、
埼玉県の名勝地にも指定され、
奥秩父随一と言われる景観を誇る。
紅葉の季節は、
例年10月の下旬から始まり、
モミジ、カエデ、ナナカマド、ウルシなど
赤く色づく木が多いのが特徴だ。
高さ100メートルにも及ぶ絶壁。
秋の澄んだ青空。
川のせせらぎ。
想像しただけでも、安らかな気持ちになりそうだ。
shinohal
紅葉の名所へ 妙義山
むき出しになった荒々しい岩肌や、
奇妙な形の岩が並ぶ、美しい渓谷。
日本三大奇景のひとつに選ばれているのが、
群馬県の妙義山だ。
赤やオレンジ色に染まるモミジやカエデに白い山肌、
そして、深い緑をたたえる常緑樹。
見事な色のコントラストが、
見る人の足をいつまでも止める。
紅葉の季節は、例年11月中旬あたりまで。
絶景には、不思議な岩がよく似合う。
Σ64
紅葉の名所へ 袋田の滝
日光、華厳の滝。
那智勝浦町の、那智の滝。
日本三名爆のもうひとつは、
茨城県大子町にある袋田の滝だ。
例年、紅葉の季節は11月中旬。
落差120メートル、
豊富な水量で流れ落ちていく大迫力の滝も
このときばかりは、秋色に染まる。
数々の文人墨客がこの地を訪れたが、
西行法師は、こんな歌を残した。
花もみち 経緯にして 山姫の 錦織出す 袋田の瀧
4段になって流れていく袋田の滝は、
「四度の滝」とも呼ばれる。
紅葉と溶け込み変化する、
いくつもの表情を楽しみたい。
紅葉の名所へ 榛名湖
火山の噴火で形成されたカルデラ湖は
栄養分に乏しく、その分、透明度が高く澄んだ湖が多い。
群馬県の榛名湖も、そんなカルデラ湖のひとつだ。
外輪山、榛名富士山頂からの眺めは圧巻で、
眼下には紅葉を映した榛名湖。
そして目を上げると、
遠くに雪をいただいた谷川連峰をのぞむ。
よく晴れた日なら、富士山まで見えるという。
紅葉の季節は、例年11月上旬まで。
思い立ったら、すぐ行こう。
Photo by gsiener
美しい村 ソーリオ
その村を、「天国への入り口」と呼んだのは、
イタリアの画家、ジョヴァンニ・セガンティーニだ。
スイス東南部、マローヤ峠から続くブレガリアの谷。
その奥にある小さな村、ソーリオ。
険しい山々に囲まれた隠れ里には、
石葺き屋根の家が並ぶ。
このあたりは古くから栗を主食にしてきた地域で、
あたりにはヨーロッパ最大級の栗林が広がっている。
ちょうど今の季節は、
栗粉でつくったパンやパスタなど、
採れたての栗料理が楽しめるそうだ。
この秋、癒しの旅へ。
Photo by mariusz kluzniak
美しい村 レーヌ
ノルウェーで最も美しい村と言われる、レーヌ。
ロフォーテン諸島にある人口300人ほどの小さな村だ。
氷河によって侵食されたフィヨルドが、
絶景をつくりだす。
水面に映るレーヌブリンゲン山、
そしてカラフルなコテージに目を奪われる。
もしも冬に訪れたとき、
オーロラを眺めることができたら、
それは、世界で最も美しい景色かもしれない。
Photo by Saffron Blaze
美しい村 バイブリー
19世紀イギリスの詩人ウィリアム・モリスが、
「イギリスで最も美しい村」と称えたのは、
コッツウォルズの中央に位置する村、バイブリーだ。
有名なアーリントン・ロウは、
羊毛の生産地として栄えた14世紀ごろ、
修道院のウール倉庫として建てられたものだ。
17世紀になるとコテージに改築され、
今でも村人が暮らしているという。
秋の夕暮れ。
蜂蜜色の家々にオレンジ色の夕陽があたる瞬間、
多くの人が息を飲むことだろう。
Photo by Koocheekoo
美しい村 サン・ポール・ド・ヴァンス
フランス、プロヴァンス地方の山間にある
芸術に愛された村、サン・ポール・ド・ヴァンス。
のどかな村というよりも、
堅牢な壁に囲まれた中世の城塞都市だ。
門をくぐって中に入ると、いくつものギャラリーが並ぶ。
クリーム色の壁。
石畳。
端正な路地。
城壁を包むように生い茂る植物。
芸術家たちがこの村に魅了される理由がよくわかる。
ピカソもマティスもコクトーもこの街を訪れ、
創作活動の拠点にしたそうだ。
この村を愛し、20年ほど暮らしたシャガールは、
村の墓地に埋葬されている。
アートに選ばれた村は、偉大だ。
Photo by gianfranco.vitolo
美しい村 ピティリアーノ
イタリアで最も美しい村に選ばれている、ピティリアーノ。
ローマの北西に位置するこの村は、
切り立つ崖の上に悠然と佇んでいる。
火山活動で堆積した凝灰岩が、この断崖絶壁をつくった。
昼間の風景はもちろん、
夜もまた美しい。
漆黒の森の中、
村だけがオレンジ色の明かりに照らされ、
まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような感覚に陥るだろう。
RenoTahoe
世界のお祭り ラ・トマティーナ
スペイン東部、バレンシア州の小さな街ブニョールでは、
8月の終わりに「ラ・トマティーナ」というトマト祭りで賑わう。
トマトを大量に積んだトラックが現れ、
午前11時の号砲をきっかけに、
人々はトマトをぶつけ合う。
投げて、拾って、投げ返して、
トマトの海が広がっていく。
このお祭りでは、
100トン以上のトマトが消費されるそうだ。
スペインの8月は、
街も人も、赤く染まる。
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