Sulgenau
小説の舞台 ヨハンナ・シュペリ
スイスとリヒテンシュタイの国境にある小さな街、
マイエンフェルト。
そこからほど近いイェニンス村は、
「アルプスの少女ハイジ」の舞台と言われる場所だ。
作者のヨハンナ・シュピリも
チューリッヒ州の山村で育ったため、
作品の中には、彼女の愛したアルプスの大自然が描かれている。
私たちがよく知るアニメとは違い、
原作のハイジは、それほど平和な世界ではない。
ペーターは嫉妬深い少年であり、
セントバーナード犬も登場しない。
Sulgenau
小説の舞台 ヨハンナ・シュペリ
スイスとリヒテンシュタイの国境にある小さな街、
マイエンフェルト。
そこからほど近いイェニンス村は、
「アルプスの少女ハイジ」の舞台と言われる場所だ。
作者のヨハンナ・シュピリも
チューリッヒ州の山村で育ったため、
作品の中には、彼女の愛したアルプスの大自然が描かれている。
私たちがよく知るアニメとは違い、
原作のハイジは、それほど平和な世界ではない。
ペーターは嫉妬深い少年であり、
セントバーナード犬も登場しない。
小説の舞台 フランソワーズ・サガン
太陽の光を浴びて青く輝く海。
上から見下ろすと、白い模様のようにクルーザーが浮かぶ。
フランス南部、イタリアとの国境付近にあるリゾート地、
リヴィエラ海岸は、小説「悲しみよ こんにちは」の舞台となった場所だ。
当時、フランソワーズ・サガンは18歳。
作品がベストセラーとなりメディアの注目を浴びたが、
薬物やギャンブルで身を滅ぼすことになる。
サガンの有名な言葉をひとつ。
「ハッピーエンドで終わる偉大な小説はありません。」
それはまるで、彼女の生き様のようでもある。
fui
小説の舞台 ヘルマン・ヘッセ
ドイツの南西部、バーデン=ヴェルテンベルク州に、
気高く佇む修道院がある。
マウルブロン修道院。
それは、小説「車輪の下」の舞台になった場所だ。
広大な敷地は城壁と壕に囲まれ、
礼拝堂のほかに診療所、食堂、宿泊所などの建物も並ぶ。
ヘルマン・ヘッセも14歳のとき、この神学校に入学したが、
わずか半年で脱走している。
「人生とは孤独であることだ。誰もほかの人を知らない。みんなひとりぼっちだ。」
そんな彼の言葉が似合う静謐な修道院は、
1993年、世界遺産に登録されている。
小説の舞台 ルイス・キャロル
900年以上の伝統を誇るカレッジ。
煉瓦造りの建物、青空を刺すような教会の尖塔は、
眺めているだけで襟を正したくなる。
イギリスの大学都市、オックスフォード。
ここは「不思議の国のアリス」の作者、
ルイス・キャロルが暮らした場所だ。
本名は、チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン。
オックスフォードの数学講師でもあった彼は、
ある日、少女たちに奇想天外な物語を話して聞かせた。
即興でつくったストーリー「地下の国のアリス」は、
「不思議の国のアリス」というタイトルに変わり、
現在では200以上の言語で翻訳されている。
ルイス・キャロルは、こんな言葉を残した。
「どっちへ行きたいかわからなければ、どっちの道へ行ったって
大した違いはないさ。」
きっと、それが不思議の国で生き抜くヒント。
LaurPhil
小説の舞台 アルベール・カミュ
リュベロン山地をのぞむ小さな村。
ぶどうやオリーブ、アーモンドの木が並ぶ。
フランス南部の村、ルールマラン。
ここは作家アルベール・カミュが晩年過ごした場所だ。
パリを拠点としていたカミュは、
結核の症状に悩まされるようになり、
プロヴァンス地方の小さな村をいたく気に入った。
「人生の意味ばかり探している人は、生きているとは言えない。」
そんな彼の言葉が似合う場所は、
フランスの最も美しい村に認定されている。
Karsten Thormaehlen
日野原先生の言葉たち
2018年。
今年は、どんなことに挑戦しようか・・・。
頭の中で思いを巡らすのは簡単なのに、
実際に一歩目を踏み出すのはなかなか難しいですよね。
でも、
98歳で俳句、
100歳でストレッチ、
101歳でフェイスブックにチャレンジした方がいます。
「人は創めることを忘れなければ、いつまでも若くある」
これは日野原重明先生が、生前ずっと大切にしていた言葉。
今年、なにかをはじめてみよう。
Adam
日野原先生の言葉たち
今年は、「生きる」という意味を深く考えてみませんか。
日野原重明先生は、
こんなことをおっしゃっています。
生きる。それはすなわち呼吸をすること。
息を吐くことを意識した呼吸こそが、良い呼吸法。
欲望のままなんでも吸い込むだけでは
呼吸は続きません。
自分の持てる力は、
できるだけ他の人のために提供する。
そうすると、心が満たされていく。
今年は、吐き切る1年にしよう。
Propangas
日野原先生の言葉たち
リトリート、という言葉があります。
直訳すると、退却、避難。
そのほか、
仕事や家庭など日常生活から距離を置き
自分だけの時間を持つ、という意味もあるんです。
日野原重明先生は、
リトリートの大切さに触れています。
人生を川の流れにたとえるならば、
途中で一旦、淀みやくぼみに身を寄せて、
「ああ、こうやって自分が流れてきたのだなあ」と感じること。
年末年始のお休みは、まさにリトリートにぴったりの時間。
あなたは、自分自身と向き合えましたか?
atacamaki
日野原先生の言葉たち
もう若くないから。
いい歳だから。
老化って、ネガティブに捉えがちですが
ちょっと考え方を変えれば、
「成長」でもありますよね。
日野原重明先生は、こうもおっしゃいます。
もの忘れが増えたとしても、
それは大したことではない。
くよくよしたり、思いわずらったりするのをやめる。
困ったことがあったら誰かに頼めばいい。
失ったものを未練がましく思うより、
手の中にあるものに目を向ける。
それが、心のしなやかさ。
年の初めに、自分に言い聞かせたいこと。
日野原先生の言葉たち
どこかで聞いた言葉。
既視感のある風景。
年齢を重ねるほど、
物事の新鮮味が薄れていく。
でも、そこで諦めずに
より深く関わろうとすれば、
まったく違って見えてくる。
日野原重明先生は、「二度目の感動」と表現しています。
かつて読んだ文章でも、その本当の意味が、ひらめくようにわかる。
早春の梅の花に、凛とした美しさを感じる。
初めて味わったときよりも、ずっと深く、あたたかく。
歳をとるほど、感動できる人になりたい。
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