チョコと告白
日本におけるバレンタインデーのはじまりは、1958年。
2月12日から14日にかけての3日間、
伊勢丹新宿本店に「バレンタインデー」にちなんだ
チョコレートがならべられた。
その年の売り上げは、板チョコ3枚とカード2枚。
たったの170円だった。
その翌年、1959年のバレンタインデー。
メリーチョコレートカンパニー2代目社長の原邦生は、
女性誌にこんな広告コピーを書いた。
「一年に一度、女性から愛を打ち明けていい日。」
当時の女性たちは、どれだけこの言葉に
胸をときめかせたことだろう。
いまや、国民的行事になったバレンタインデー。
このシーズンには国内で生産されるのチョコレートの
25%が売れるそうだ。
甘くて苦いチョコレートに託して、
あなたは誰に想いを贈りますか。