日本代表を導くカラス
今年、2017年は、酉年。
ワタリガラスという鳥がいる。
世界各地の神話で、
人類を導く役割を担っていたワタリガラス。
日本にも、同じような神話がある。
それが八咫烏の神話だ。
神武天皇が熊野の国から
大和国へ向かうのを導いたのが八咫烏なのだ。
八咫は大きなという意味の言葉で
つまりオオガラスということ。
そしてワタリガラスは、
日本ではオオガラスとも呼ばれている。
今では日本サッカー協会の
シンボルマークとして知られるこのカラス。
日本サッカーとの歴史は古く、昭和6年。
漢文学者、内野台嶺(うちのたいれい)の
発案でつくられた。
ボールをゴールに導いてほしい
という願いが込められている。