飢餓海峡
今日、3月13日は
青函トンネル開通記念日。
1965年、
トンネル工事が進み始めた頃
津軽海峡を舞台にした、
ある映画が公開された。
内田吐夢監督「飢餓海峡」。
トンネル着工のきっかけになった
洞爺丸事故をモチーフにした
サスペンス超大作である。
戦後の貧困を生きた男と女の運命を
3時間を超えるストーリーにして
フィルムに焼き付けた。
上映時間が長すぎる、と
配給会社と騒動になったが映画は大ヒット。
日本映画史に輝く傑作となった。
津軽海峡には、
愛憎渦巻く人間模様がよく似合う。