ビートルズと音頭
歌詞の意味を変えたり
楽曲の世界観を変えるような
大幅なアレンジには
かなり厳しいビートルズ。
彼らが認めた数少ない例外が
人気の曲「イエロー・サブマリン」を
日本ならではの音頭に変えた
「イエロー・サブマリン音頭」だ。
1982年に発売されたこの曲の
プロデュースを手がけたのは
ポップソングの名手、大瀧詠一だった。
「ナイアガラ音頭」「クリスマス音頭」などを手がけ
並々ならぬ音頭への愛があった大瀧。
日本の伝統的リズムにぴったりハマった
ビートルズのメロディは、
日本人なら、一度聞くだけで頭から離れない。
つい、身体も動いてしまう。
どうやら
ポール・マッカートニー本人も
気に入っているらしい「イエローサブマリン音頭」。
2013年に来日したライブでも
BGMとして流していたという。