‘五島の話’ タグのついている投稿

goto no hanashi (191)

なんかですねー、タイトル欄に日本語書き込むと変になるんですよね・・・
あと、写真の縦横比がうまくいかないんですよね・・・
もう見切り発車でアップします・・・

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で、久しぶりに書きます、なぜかというと、
福岡から五島へ行く深夜フェリー「太古」が新船になったのです!
早く乗りたい!って思ってたんですが、
満席で乗れなかったりして、こないだやっと乗れました。

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で、ですね。

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船が新しくなったせいで航海が快適なんですよ。
快適さのせいか、夜明けとともにパッと目が覚めて、甲板に出ました。
太古は、五島列島を北端の宇久島から順に南下していくのですが、
夜明けの島々の景色が素晴らしいのです。

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上の写真をズームしてみると・・・山の中腹に教会が見えます。
島々の中にこじんまりとした教会が見える。
これも五島らしさ。
長崎県の教会群は世界遺産候補です。

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太古の船旅は、ただの移動ではないです。
こんな景色を楽しめるのだから。

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ほら

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なんかね、いいんですよ

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いいぞー五島!って甲板から叫びたくなります。
恥ずかしいから叫びませんけど。

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船の中も快適です。

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そして何と船は新しくなったのに、運賃は値下がりしてました。
意味が分からない!

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トイレはホテルみたいでした。

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新船、太古。
かっこいい。乗ってみませんかー!
そして、夜明けの甲板、出てみませんかー!

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五島のはなし(190)

五島のはなし(77)で、中学一年生の、坊主頭の釣りの師匠のこと書きました。

そのころ、五島の戸楽漁港に釣りにいくと、必ず出会う少年がいて、
いつも一人で釣りしてる。かわいくて、シャイで、釣りがうまい。

なんか、すてきな少年やなあ、しかも、目の前でバンバン大物を釣るので、
勝手に「師匠」と呼んでました。もう、4年も前の話です。
それ以来会うこともないまま、ときどき、どうしてるかなあ、と思ってました。


先週五島に帰り、たまたま戸楽の防波堤に遊びに行ったら、
地元の若者が一人もくもくとエギング(イカ釣り)をやっている。
びしっびしっと、いかにもプロっぽい上手さです。
で、思いました。

もしや・・・師匠?

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すっかり大きくなって、見た目は変わってるけど、、、やっぱり師匠だ!
師匠!師匠!
大きくなったなあ。4年ぶりやもんなあ。
向こうもすぐわかってくれた!
うれしくて、背中をばんばんたたく。
聞けば、高2になったって!ふはー。高2!月日がたつのは早い!

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記念撮影です。
今度、いっしょに釣り行こうぜ!って約束してきました。
この世に釣りというものがあって、よかった。

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五島のはなし(189)

秋の、スカッと晴れた日の、高浜海水浴場は、
秋の、スカッと晴れた日の、高浜海水浴場でしかみられません。
海と空の境は、いま、いちねんでいちばんクキっとしてます。

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五島のはなし(188)

「五島」と「僕」は一心同体だな、と思うのです。
ということは、五島の応援をすることは、自分の応援をするのと同じです。
あなたが五島を好きになるのは、あなたが僕を好きになると同じです。
五島、好きになってください。いいやつなんです、五島。

そんな五島のよさを感じられる場所ができました。
あの「金印」が置いてあることで有名な福岡市博物館のすぐ近く、
百地(ももち)にある「TNC会館」の1階で、いま「五島マルシェ」がやっています。

五島、とくに下五島の物産がならんでいます。
五島フリークである僕も「へーこんな商品あるんだー」っていうのがありました。
で、なんといってもですよ、
五島のなにがいいかと聞かれれば、●きれいな海 ●おいしい魚 ●野良猫 ●へんな人 ●路地
とキリがないんですが、やっぱり「人」なんじゃないかと思うわけです。
で、この五島マルシェにいる人たちも、五島出身であるなしに関わらず、気持ちいい人たちでした。

店長さん!なんや餅を手にしてのニッコリです!いい人やった!

福江島のおみやげ店「ごと」から来てるナガヤさん。
中学と高校が僕と同じでした。

行ってみて!五島マルシェ。
あ、それからついでに、もういっそのこと、五島にも行ってみて!
いま、夕日がキレイやけん、五島行ってみて!
んで、道ゆく人に声かけてみて!たいがい、いい人やけん!

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五島のはなし(187)

五島の高浜海水浴場は、いま、夕日が旬です。
雲が少なく、太陽はよい位置に落ちていきます。
見ている人を意識しているのか、ゆっくり落ちていきます。
ひっこんだあと、アンコール!っていうと、もう一回顔を出してくれることもあるらしいです。
上は昨日の写真です。
砂の色、波の模様、光の変化、こりゃあただごとじゃないぞ、と思った次第であります。
ぜひ、行くべきです。

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五島ンはなし(186)

お彼岸でした。墓参りしたほうがいいのかな、と五島へ。
いたるところに彼岸花です。
こんなに咲いてたっけ、昔から。というくらい咲いている。

うちの墓にも彼岸花が咲いています。
その彼岸花は、死んだばあちゃんが、生前植えたものらしい。
でもばあちゃん死んだの、もう20年以上前です。
彼岸花って、一度植えたらずっと咲きつづけるものなんですね。

だとしたら、みんな生きてるうちに、
「花文字」ができるように彼岸花を植えたらどうでしょう。
彼岸花って整然と植えれば、文字がつくれるはずです。
子孫や島の若人にどうしても残しておきたい一言を彼岸花で残しておく。
「きょうだいゲンカすんな!」とか、
「元気ですかー!」とか、
「気にすんな!」とか、
毎年お彼岸になると、お墓に咲き乱れた彼岸花がそれぞれメッセージになっている。
そんな五島、いいと思うけどなあ。

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五島のはなし(184)

ずいぶん書いてませんでした。
いろんな事が急激に変化する時代ですから、五島にもいろんな変化がありました。
その代表格が、五島のジャニスがカフェをオープンさせたことです。

五島のジャニス、っていうのは、ずいぶん前にこの五島のはなしで書いた
ぼくの同級生です。ソウルフルでパッションのこもった発言をするので
五島のジャニス、と勝手に呼んでいます。彼女が五島にあたらしくカフェをオープンさせた、
しかも名前は「たゆたう」だと聞いて、そりゃもう、ヒッピームーブメントやな、
ドアを開けたら五島のジミヘンとか五島のジムモリソンが集ってるんやろうな、
と想像しながら、おそるおそる行ってみたら、、、

きれいで、おしゃれなカフェでした。

清潔な店内で、気分がいいです。
店主である五島のジャニスも、もうなんだか、ジャニスじゃないです。
白いシャツに身を包み、さっそうと店内を歩いています。
さわやかな風が吹いています。五島のカーペンターズです。

みたいな感想をのべつつ、店主と久しぶりに話してみたら、
話す言葉はやっぱりソウルフルでパッショネイトでした。
店はさわやか、話せばジャニスです。

五島市のフェリー乗り場から近く、すぐ前には五島市の歴史資料館もあります。
店内には、五島市のキャラクター「つばきねこ」のぬいぐるみも売ってました。
あんまりかわいかったので、思わず一匹連れて帰りました。

五島のジャニスがやってる、ナイスなカフェ。たゆたう。
五島にお立ち寄りの際は、あなたも、たゆたいませんか。というか、たゆたうべきです。

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五島のはなし(183)

後輩、とりすくんの五島での結婚式は素晴らしかったのだそうです。
東京から参加した人たちが、ぼくんとこに来て、
「いい結婚式だったよ〜。そして五島はいいところだね」
と言ってくれました。そういうのは、ほんとうれしいです。
あ、とりすくん夫妻にはひさびさの五島名誉島民状を一方的に送りつけたいな。
(名誉島民状は、かつて一方的に、中山佐知子氏に発行された経緯がある)

五島は、観光地として優れた場所ではないです。
行きにくいし、行ったら行ったで移動も大変だし。
沖縄みたいに年中暖かいわけでもないし、
すばらしいリゾート施設があるわけでもない。
でも、そのとっつきにくさの先に五島の良さがある。断言できます。
そういうのを、良いと思ってくれる人に出会うと、ほんとうれしくなります。

ちなみにぼくは、ちかごろ福岡に引っ越しました。
五島に近くなりました。
上の写真は3日前の高浜ビーチ。
北西風が吹きつける五島の冬の海はだれもいなくて、
とっつきにくくて、きれいです。

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五島のはなし(181)~五島でふたりがキスをするのなら(2)~

やはり、高浜海水浴場をはずすわけにはいきません。
高浜のビーチを二人でのんびり歩いてほしい。
手をつないだり、つながなかったりしながら、歩いてほしい。
ぼくは、手をつないだり、つながなかったりするカップルが好きだ。
そういう距離感が好きだ。

高浜海水浴場を見おろす、魚覧観音の高台にも立ってほしい。
上の写真は、魚覧観音から見た高浜海水浴場。

海の色ってこんな色なんだ!と二人はあっけにとられるだろう。
五島でするキッスはこんな味なんだ!と二人はあっけにとられるだろう。

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五島のはなし(180)~五島でふたりがキスをするのなら(1)~

五島で結婚式をあげたい。
そう思っているカップルが僕は好きです。
ふたりで五島を旅したい。
そう思っているカップルも僕は好きです。

ぼくは、感じのいいカップルが好きです。
五島に行こう、なんていうカップルはそれだけで、感じがいいなあと思うのです。
場所の選び方が、すごくいいですよねえ。
そんなカップルを、ぼくは応援したい。といっても大したことはできないので、
ふたりが五島でキスをするならこの場所がいいよ、というのを
できるかぎりたくさん教えたい、と思ったのです。

第1回目の今日は、大瀬崎灯台(上の写真)。
ここは、西の果ての島、福江島の、西の果てに位置する灯台。
海をへだてた向こうはアジアの大陸。
大海原を渡る船たちの道しるべとなるよう、日本一明るい光で、道筋をつくります。
ふたりのこれからの道をしるす、日本一明るい光。

さあ、ここで、すてきなキッスをどうぞ。

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