雪の結晶 観察
雪の結晶は、氷の芸術。
天気が雪になると、
何億、何兆もの結晶が舞い降りますが、
ひとつとして同じ形のものはありません。
早いときは、ほんの数秒で形が崩れ
溶け出してしまうので、
じっくり観察することも大変です。
でもそれが、結晶ウォッチングの醍醐味。
黒いコートを羽織って、
ポケットには虫眼鏡を入れて、
雪の彫刻を観察しに出かけませんか。
雪の結晶 観察
雪の結晶は、氷の芸術。
天気が雪になると、
何億、何兆もの結晶が舞い降りますが、
ひとつとして同じ形のものはありません。
早いときは、ほんの数秒で形が崩れ
溶け出してしまうので、
じっくり観察することも大変です。
でもそれが、結晶ウォッチングの醍醐味。
黒いコートを羽織って、
ポケットには虫眼鏡を入れて、
雪の彫刻を観察しに出かけませんか。
雪の結晶 観察
17世紀。
イギリスの科学者ロバート・フックは、
顕微鏡で観察した雪の結晶をスケッチしました。
雪の結晶を、美しい切り絵にして残したのは、
フランシス・チッカリングです。
牧師の妻だった彼女は、
虫眼鏡と鋭い観察眼で、
雪の結晶だけを一冊の本にまとめています。
19世紀。
初めて雪の結晶を写真で残したのは、
ウィルソン・ベントレーです。
顕微鏡にカメラを取り付け、
46年間で5000枚以上の結晶を撮影。
その生涯をかけて残した作品は、
世界中に、雪の結晶の美しさを教えてくれました。
雪がつくる儚い芸術作品は、
人の心にも、優しく降り積もる。
Zorac&Visar
雪の結晶 温度
樹氷は、
氷点下5度を下回るとき、
冷えた水蒸気や水滴が、
樹々に吹き付けられて凍結した状態のこと。
ダイヤモンドダストは、
空気中の水蒸気が凍り、霧のように舞う現象。
氷点下10度以下のときに発生します。
雪の結晶は、0度を下回ると
細長い棒の形に。
マイナス15度くらいになると、
美しい樹枝や扇型の結晶ができてくるそうです。
冬の芸術を探しに行きませんか。
たいらっち
道路の楽しみ方 箱崎ジャンクション
首都高速6号向島線と9号深川線を接続する、
箱崎ジャンクション。
下の層が一方通行のロータリーという
きわめて特殊な構造になっている。
渋滞の名所でもあるので
巻き込まれるとうんざりするが、
もし機会があったら箱崎交番前あたりから見上げてみよう。
何本もの橋梁が重なる姿は、
ヤマタノオロチのように見える。
帰省帰りで渋滞中の皆さん。
どうぞ、安全運転を。
MO
道路の楽しみ方 浜崎橋ジャンクション
都心環状線と1号羽田線を接続する
浜崎橋ジャンクションが開通したのは、1964年。
かなり古株のジャンクションと言える。
往来の激しい海岸通り。
そして芝浦運河と水路橋。
喧騒と静寂が同居する。
高層ビル、水路、立体交差など、
奥行きのある風景を感じるジャンクションだ。
帰省帰りで運転中の皆さん。
どうぞ、安全運転を。
MO
道路の楽しみ方 両国ジャンクション
隅田川の上を走る両国ジャンクションは、
いくつもの障害をクリアして建造された。
船の航路を確保しなければならないので、
川の中の橋脚は85m以上の間隔が開いている。
そして隅田川と竪川の合流地点にある水門を邪魔しないために、
桁から桁を吊り下げる特殊な工法が用いられた。
ちなみに、吊り材はレインボーブリッジと同じケーブルだそうだ。
帰省帰りで高速道路を運転中の皆さん。
どうぞ、安全運転を。
Kabacchi
道路の楽しみ方 西新宿ジャンクション
新宿区と渋谷区の境目、
初台交差点の真上を通るのは、
西新宿ジャンクション。
甲州街道と山手通りが立体交差する上を、
コンクリートの橋梁が幾重にもカーブを描く。
4号新宿線や中央環状線の連結路など、
数えてみると、5つの道路が交差している。
歴史のコントラストも、また面白い。
1964年に開通した4号新宿線に対し、
西新宿ジャンクションの完成は2007年。
その光景は、古い橋梁を支えながら
雄々しく伸びていく巨大な蔓のようにも見える。
帰省帰りで、このあたりを通行中の皆さん。
どうぞ、安全運転を。
BADBOY_1975
道路の楽しみ方 江北ジャンクション
中央環状線と川口線を接続する江北ジャンクションは、
観光スポットとしても人気が高い。
荒川の土手あたりから眺めると、
視界を邪魔するものがなく、
思いきり巨大建造物を楽しむことができる。
近くに見える五色桜大橋は、
ダブルデッキという2層構造のアーチ橋で、
特殊なデザインに目を奪われる。
橋の名前にもある通り、
この付近は桜の名所なので、
春になるとさらに美しい景観を満喫できる。
帰省帰りで、高速道路を走行中の皆さん。
どうぞ、安全運転を。
映画の日 銀座シネ・ラ・セット
有楽町の駅前。
細いビルの入り口は、
夢への扉そのものだった。
その映画館は、銀座シネ・ラ・セット。
ロビーは細長く、
座席数も少ないが、
不思議な一体感があった。
まるで観客が一丸となって
「映画を見るぞ!」
という気合いでみなぎっているようなシアターだ。
そんな小さな幸せに満ちた映画館は、
2004年に閉館した。
ありがとう。銀座シネ・ラ・セット。
今日12月1日は、映画の日。
あの日。
あの人と。
あのシアターで見た映画は、
思い出の中から消えることはない。永遠に。
MO
映画の日 シネマライズ
渋谷駅で降りて、
井の頭通りからスペイン坂へ。
派手なお店には目もくれず
ひたすら坂を登ると、あの映画館が待っている。
シネマライズは、
映画に飢える者たちの聖地だった。
「ベルリン・天使の詩」。
「トレインスポッティング」。
「奇跡の海」。
ミニシアターの象徴だったシネマライズは、
僕らの心をえぐり続けたあと、
2016年に閉館した。
絶望的なニュースだった。
今日12月1日は、映画の日。
あの日。
あの人と。
あのシアターで見た映画は、
思い出の中から消えることはない。永遠に。
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