書道の日 道鏡の書
奈良時代の僧侶、道鏡は
個性的な字を書いた。
決して名筆ではないが、
無造作で強い、豪胆な書。
そして、真似したくなるような
面白さ、魅力がある。
見れば見るほど無造作で
未完成のようだが、
書きぶりはバリエーションに富み、
書の構成は成熟している。
いわば、道鏡フォントになっている。
悪名高い道鏡だが、
その書には、彼らしい存在感が輝いている。
今日11月2日は、書道の日。
書は、生きざまを語る。
書道の日 道鏡の書
奈良時代の僧侶、道鏡は
個性的な字を書いた。
決して名筆ではないが、
無造作で強い、豪胆な書。
そして、真似したくなるような
面白さ、魅力がある。
見れば見るほど無造作で
未完成のようだが、
書きぶりはバリエーションに富み、
書の構成は成熟している。
いわば、道鏡フォントになっている。
悪名高い道鏡だが、
その書には、彼らしい存在感が輝いている。
今日11月2日は、書道の日。
書は、生きざまを語る。
樹木の話 イチョウ
イチョウの木は、不思議だ。
葉っぱは広葉樹のようなカタチだが、
実は針葉樹の仲間。
しかも1億5000万年前、
ジュラ紀あたりから生き残っている。
そしてギンナンの実は、強い悪臭を放つ。
木材は、まな板などにも加工されるが、
臭いの強いものとそうでないものがあるという。
ちなみに、ギンナンの実がつくのは雌株のみ。
木がある程度大きくなるまで、
雄株と雌株の判別は難しいそうだ。
樹木の話 カラマツ
カラマツは、
日本の針葉樹の中で
ただひとつの落葉樹だ。
秋、輝くほどの黄色に色づき、
パラパラと散っていく。
葉が落ちる松なので、落葉松とも言われる。
東北や中部地方の山岳地帯に自生しており、
やがて広く植林されるようになったが、
東京などの暖かい地域ではほとんど見られない。
もしも、東北南部や長野あたりで
美しい黄色の並木を見つけたら
それはきっとカラマツです。
樹木の話 クリ
秋を代表する味覚のひとつ、クリ。
古代から人々の食料になったが、
実だけではなく、木材も古くから重用されてきた。
程よい硬さで耐久性に優れ、水にも強い。
また、粘りがあり、
割れたり暴れたりすることも少ない。
鉄道の枕木や土木用材のほか、
工芸品にも多く使われている。
縄文時代の遺跡からも、
クリの木が建築物の土台として
使用されていた形跡が残っているそうだ。
さすが人間は、抜け目がない。
Amehare
樹木の話 カツラ
落葉広葉樹のカツラは日本の固有種で、
古事記や万葉集にも登場する。
落ち葉がカラメルのような甘い香りを放つので、
「香りが出る」、「香出(かづ)」というのが
名前の由来とも言われる。
ハート型の葉っぱは小ぶりで可愛く、
秋には美しい黄色に染まる。
木材は柔らかめで加工しやすく、
カツラを素材とする工芸品も多い。
現在の「桂」という漢字が使われる前。
万葉集では、木へんに風、今でいう「楓(かえで)」の文字が
当て字で使われていた。
将棋せかい
樹木の話 ツゲ
目が細かくて滑らか。
硬くて粘りがある。
優れた特徴を多く持つツゲの木は、
有用材として様々な用途に使われてきた。
櫛、将棋の駒、印鑑。
昔は定規や機械部材にもなった。
ツゲ製品の産地と言えば、
鹿児島県指宿市と伊豆諸島の御蔵島。
薩摩ツゲは櫛、
御蔵ツゲは将棋の駒が有名だ。
童謡「こぎつね」に登場する「つげの櫛」は、
薩摩ツゲと考えて間違いない。
KIKO
防災の日に 月
お天気の言い伝えをご存知ですか。
「月が赤く見えると雨が降る」
月の色は、光の波長の長さが影響します。
空気中の湿度が高いと、
波長の短い青や白の光は
水蒸気の粒に反射して
地表まで到達することができません。
波長の長い赤色の光だけが
水蒸気をすり抜けて地表に届くので、
月がいつもより赤く見えるというわけです。
低気圧や台風が近づいていると、
月が赤く見えやすくなるとか。
今日9月1日は、防災の日。
昔からの言い伝えが役に立つかもしれません。
防災の日に 星
お天気の言い伝えをご存知ですか。
「星がたくさん見える次の日は晴れ」
星がいつもより多く確認できるのは、
空気が澄みきって乾燥しているから。
空に雲がないのはもちろんのこと、
雲が現れにくい状態になっているそうです。
そしてこんな言い伝えも。
「星が瞬いて見えると雨が降る」
低気圧が近づくと、
南からの湿った空気と
その場の空気が混ざり合います。
すると空気の密度に違いが生まれ、
光の屈折が変わり、星が瞬いて見えるというわけです。
今日9月1日は、防災の日。
昔からの言い伝えが役に立つかもしれません。
防災の日に サイレン
お天気の言い伝えをご存知ですか。
「遠くの鐘の音が聞こえると、天気が悪くなる」
たとえば、時刻を告げる鐘やサイレン。
いつもはあまり聞こえない音が はっきり聞こえたら、
天気は下り坂になると言われています。
音は、温度が高いほうから低いほうへ伝わる性質があります。
地表が暖かく上空が冷たい場合、
音は上に向かって進んでしまい、
遠くまで聞こえづらくなるのです。
低気圧や前線が近づくと、
地表と上空の気温差が少なくなるので
音は横方向に伝わり、遠くまで届くというわけです。
今日9月1日は、防災の日。
昔からの言い伝えがあなたを守ってくれるかも。
noneme
防災の日に 虹
お天気の言い伝えをご存知ですか。
「朝、虹が出たら雨が降る」
東からの太陽の光を受けて西に出現した虹は、
そのあたりの湿度が高いことを意味します。
一般的に天気は西から変わるので、
天気は崩れがちになるという理屈です。
そしてこんな言い伝えも。
「夕方、虹が出たら、次の日は晴れ」
これは反対に、夕方の虹を見るとき、
人は、西へ傾く太陽を背にしており、
雨雲は東に抜けたことを意味します。
今日9月1日は、防災の日。
昔からの言い伝えが役にたつかもしれません。
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