ロックの日⑥「ヘンドリックス」
60年代末、
アメリカで生きる黒人に神は不在だった。
ベトナム戦争や人種差別に、
宗教は何もしてくれなかった。
少なくとも、
ジミ・ヘンドリックスにはそう見えた。
俺にとっては音楽が宗教なんだ。
来世でも音楽が待っててくれるさ。
彼は自らの音楽を
エレクトリックチャーチ
と呼び、内なる神を探した。
27歳の若さでこの世を去ったジミ。
彼はいまギターの神様として、
多くのギタリストに
ロックンロールを伝道し続けている。
今日は6月9日、ロックの日。