「金銀の日」 人見絹枝
今日は金銀の日。
その由来となった一人、陸上選手・人見絹枝。
1928年、昭和3年の第9回オリンピック、アムステルダム大会。
陸上競技への女子選手の参加が初めて認められた大会で、
銀メダルを獲得しました。
本命の100メートル走では準決勝敗退。
走る予定はなかった800メートル走にも
エントリーしていたことから、
出場を決意しました。そして結果が銀メダル。
その雄姿は、オリンピックを題材にした大河ドラマで描かれ、
21世紀のこの時代においても多くの女性に勇気を与えました。
帰国してからは、日本の女子陸上競技の振興のために
精力的に活動し全国を飛びまわりました。
そして、銀メダル獲得後わずか3年で、
その生涯を終えてしまいます。
けれども
人見の命をかけた活動があったからこそ、
今の女子アスリートの活躍があるのでしょう。
その系譜を継ぐ女子選手の姿を、早く見たいですね。