土器と鍋
冬といえば、あたたかい鍋。
土器の発明。
それが、日本の鍋料理のはじまり。
縄文土器の誕生は、今から約1万6000年前に遡る。
世界的にみてもその歴史は古い。
縄文人は肉や魚介、山菜、キノコなどを
土器の中に入れて煮炊き料理を作っていた。
焼いた石を土器の中に入れ、
具を早く煮る工夫もしていたという。
1万年以上前から、この国では鍋の文化が根付いていたのだ。
どうりで食べるとホッとしてしまうわけである。
土器と鍋
冬といえば、あたたかい鍋。
土器の発明。
それが、日本の鍋料理のはじまり。
縄文土器の誕生は、今から約1万6000年前に遡る。
世界的にみてもその歴史は古い。
縄文人は肉や魚介、山菜、キノコなどを
土器の中に入れて煮炊き料理を作っていた。
焼いた石を土器の中に入れ、
具を早く煮る工夫もしていたという。
1万年以上前から、この国では鍋の文化が根付いていたのだ。
どうりで食べるとホッとしてしまうわけである。
洗髪休暇
10月20日(はつか)、今日は頭髪の日。
平安時代には、
変わった休暇があったという。
それは、洗髪休暇。
髪の毛を洗うためのお休みだ。
平安美人のポイントは、
なんと言っても長く美しい黒髪。
2メートルを超える長さの女性もいたのだとか。
これだけ長いと、髪を洗うのも大仕事。
洗って乾かすまで、朝から日暮れまでかかったという。
そこで、宮中で働く女房たちのために、
髪を洗うための洗髪休暇が採用されたのだ。
働き方と共に、休みも時代によって遷り変わる。
令和の時代。
どんな新しい休暇が誕生するのだろうか。
jason61107
千尋
10月20日(はつか)、今日は頭髪の日。
名前に使われることも多い「千尋(ちひろ)」。
この「尋(ひろ)」は、長さの単位だ。
両手を左右いっぱいに伸ばした時の、
指先から指先までの長さが「尋(ひろ)」。
個人差はあるが、5尺から6尺。
おおよそ、1.5から1.8メートルである。
その尋の千倍の長さが、千尋。
長い髪が美しさの証と言われた時代。
「千尋、千尋」と唱えながら髪をとかし、
長く美しい髪になることを祈ったこともあったのだとか。
千尋は、1.8キロメートル。
そんなに長く髪が伸びたら、ラプンツェルもびっくりである。
kazutan3@YCC
わっしょい
「わっしょい わっしょい」
お神輿を担ぐ時の、あの威勢のよい声。
この掛け声の由来は諸説あるという。
お神輿はみんなで一つになって背負うもの。
みんなが「和して背負う」。
そこから「わっしょい」に転じたという説。
お神輿に神様が降りてきてくださったという意味の
「和上同慶(わじょうどうけい)」の
「和上」が変化したという説。
ヘブライ語の「主の救いが来る」を意味するフレーズに
由来するという説。
なんでも「わっしょい」に発音が近いのだとか。
「わっしょい わっしょい」
理由はわからずとも
声に出せば元気が出てくる。
なんとも不思議な言葉である。
Tomomarusan
縁日
お祭りと聞くと
「縁日」を思い浮かべる人も多いのでは。
神社の境内に並んだ数々の屋台。
威勢のよい客引きの声。
イカ焼き、わたあめ、ベビーカステラ、お好み焼き。
いろんな音や香りが混ざり合った、
なんとも言えないノスタルジックな空間。
ゆかりのある日、と書いて縁日。
この日にお参りをすると神仏とご縁が結ばれ、
より多くのご利益があるのだとか。
屋台を楽しむのもいいけれど、
縁日の時は心穏やかにお参りしてみては。
Kanko*
備えの和菓子
今日は和菓子の日。
しっとりと甘い、羊羹。
その魅力は美味しさだけではない。
少量で高カロリー。
常温で長持ち。
加熱の必要も無し。
嚙み切れる柔らかさなので、
お箸を使わずに食べられる。
しかもポロポロこぼれない。
羊羹は、非常食にもぴったりなのだ。
万が一は起きないに越したことはないが、
備えあれば憂いなし。
もしもの時に、いつもの甘さ。
賞味期限を確認して、
防災バッグに入れてみませんか。
羊羹の変遷
今日は和菓子の日。
特別な日の贈り物にも喜ばれる、羊羹。
この羊羹、
なぜ名前に「羊(ひつじ)」という漢字が使われているか
ご存じだろうか。
鎌倉時代から室町時代の頃
中国の禅僧が、日本へ伝えた羊羹。
当時の羊羹は、羊のお肉が入ったとろみのあるスープだった。
しかし、禅宗では肉食が禁止されていたため、
羊を小豆に見立てたものが広まったのだとか。
羊のスープのままだったら、
羊羹は、きっとここまで広まっていない。
和菓子の進化は面白い。
お茶の色
「お茶」と聞いて
イメージするのは何色だろう。
では、
「茶色」と聞いて
イメージするのは何色だろう。
「お茶」の色はグリーンなのに、
「茶色」はブラウン。
不思議ではないだろうか。
現代の日本で日常的に飲まれている、
緑色のお茶が広まったのは江戸時代のこと。
18世紀後半以降といわれているそう。
千利休が茶の湯を完成させたよりもあとのこと。
それまで庶民が飲んでいたお茶は、
鍋や釜で炒って作ったもの。
その色はブラウン、茶色だったのだとか。
あなたの好きなお茶の色は、何色ですか。
ICHIKARA
野外でお茶を
茶道に興味はあるけれど、
少し難しそう。
もしそう思うなら、野点はいかがだろう。
野点は和風のピクニック。
野外でお茶を点てること。
古くからの作法にとらわれなくても、大丈夫。
大切なのは自然を愛でる心と、
おもてなしの気持ち。
風薫るさわやかな季節。
野点のイベントを探してみてはいかがだろう。
新緑が美しい山、
波の音が聞こえる海辺、
花の色が鮮やかな公園。
あなたがお茶と一緒に楽しみたい自然はなんですか。
ブルーラグーン
温泉大国ニッポン。
この国には3,000を超える温泉地があるという。
では、世界最大の露天風呂はどこにあるか。
答えは、北欧・アイスランド。
広さ7,000平方メートル。
名前は、ブルーラグーン。
お湯の色は神秘的なミルキーブルー。
美しく、幻想的な景色に浸ろうと
世界中から観光客が集まってくる。
温泉の中には、
お酒を売っているバースペースも。
あったかい温泉で飲む、
キンキンに冷えたビール。
最高の贅沢。
温泉好きなら、
一度は体感してほしい名湯。
おとずれる際は水着をお忘れなく。
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