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旅のはなし 小田実の旅
作家であり、政治活動家であった小田実。
東京大学文学部を卒業後、1958年に渡米。
一枚の帰国用航空券と持参金200ドルを握りしめて世界一周旅行に出かけ、
世界のあらゆる人たちと語りあった。
その様子を描いた著書、「何でも見てやろう」は
当時若者達の間でベストセラーになり、
バックパッカーの草分け的存在として今も語り継がれている。
まあ、もうちょっと、行ってみようやないか。
ほんとうに未知なものにむかって進むとき、
人はそんなふうに自分に対して言うほかはない。
単純で大きな好奇心を満たすのに
旅より良い方法は、ちょっと見つからない。