五島のはなし(77)で、中学一年生の、坊主頭の釣りの師匠のこと書きました。
そのころ、五島の戸楽漁港に釣りにいくと、必ず出会う少年がいて、
いつも一人で釣りしてる。かわいくて、シャイで、釣りがうまい。
なんか、すてきな少年やなあ、しかも、目の前でバンバン大物を釣るので、
勝手に「師匠」と呼んでました。もう、4年も前の話です。
それ以来会うこともないまま、ときどき、どうしてるかなあ、と思ってました。
先週五島に帰り、たまたま戸楽の防波堤に遊びに行ったら、
地元の若者が一人もくもくとエギング(イカ釣り)をやっている。
びしっびしっと、いかにもプロっぽい上手さです。
で、思いました。
もしや・・・師匠?
すっかり大きくなって、見た目は変わってるけど、、、やっぱり師匠だ!
師匠!師匠!
大きくなったなあ。4年ぶりやもんなあ。
向こうもすぐわかってくれた!
うれしくて、背中をばんばんたたく。
聞けば、高2になったって!ふはー。高2!月日がたつのは早い!
記念撮影です。
今度、いっしょに釣り行こうぜ!って約束してきました。
この世に釣りというものがあって、よかった。