つばさで山形へ…ではなくつばさで宇都宮へ行ってきました。
1時間前に東京駅に到着したので、いったん外に出て
喫煙者の楽園「喫茶ルノアール」へ。
ここでコーヒーを注文してふとメニューを見れば、
プラス60円でトーストとスープ、
プラス120円でベーコン玉子トーストとスープがついてくる
モーニングサービスがあります。
170円だとアボカド入りのBLTサンドにスープとヨーグルトです。
はっ、いかんいかん。さっき弁当を買ったではないか。
ここでトーストなんぞ食った日にゃあ弁当の立場はどうなる。
それでも食べたかったバタートースト…
必死で我慢しているうちに時間が過ぎていったのが幸いでした。
東京駅のホームへ行ってみると
私の乗る列車は「つばさ137」と「Maxやまびこ137」が連結されており
どうやら私のチケットはMaxの2階部分のようでした。
トーストを我慢したおかげで弁当も順調にうまいです。
走り出したと思う間もなく、50分で宇都宮へ。
これは旅ではありません。もはや通勤です。
通勤なのに弁当食っていいのか…
ルノアールのトーストが正解だったかもしれません。
宇都宮駅の改札にはFM栃木-RadioBerry の笹沼さんが出迎えてくれ
なつかしいRadioBerryカーに乗って
ACC地域審査会場であるFM栃木へ。
FM栃木-RadioBerry は、コピーライターがつくる番組
「コピーライターの左ポケット」を放送してくれている局です。
Tokyo Copywriters’ Streetとも兄弟のようなもので
まあ、親戚の家にお邪魔する
FM栃木の喫煙ルームから見下ろすとRadioBerryカーが並んでいます。
今日は大勢が審査の手伝いに駆り出されているので
クルマもちょっと暇なのかもしれないです。
審査会場です。
イベントスペースにブラインドを下ろして机を運び込んでいます。
このイベントスペースは2週間80万で借りられます。
借りるとそのイベントのラジオCMも80本放送してもらえます。
もしポケット社長が結婚するようなことがあったら…
このイベントスペースに新郎新婦を展示して、ラジオCMを流したいです。
審査も終って夕闇のなか、お迎えのバスで懇親会会場に移動。
懇親会=宴会、懇親会会場=宴会場です。
宇都宮グランドホテルの陽南荘です。
グランドホテルはもと宇都宮藩主の別邸の跡に建てられたもので
その広い庭園に明治になって鮫島男爵が建てた別邸が陽南荘です。
建物もよかったですが、明るかったら庭が素晴らしいだろうと思います。
残念ながら真っ暗で、ところどころにかがり火が見えるだけ。
ところで、上の宴会場の写真をポケット社長に送ったら
「軸は餃子ですか」と質問が返ってきました。
私の席は床の間からもっとも離れており
ちゃんと見ていないんで定かではありませんけれども
右に松らしきものが見えるので「高砂」の絵ではないかと思います。
前菜は、しもつかれ、アスパラのサーモン巻き、水菜とシメジ。
板長が登場して食材はすべて栃木産だと説明がありました。
上の前菜でいうならば、大根、人参、大豆、アスパラガス、シメジ、水菜。
それにサーモンもおそらく鱒なので栃木産です。
刺身はマグロ、とろけるような鱒、コンニャク。
マグロ以外は栃木産です。
鱒はたぶん鬼怒川水系のものだと思います。
この後に鮎の田楽も出ました。煮物は里芋うどんのけんちん仕立て。
デザートの葡萄と梨のコンポート。
葡萄も梨も栃木です。
宇都宮は農業がさかんで米どころでもあります。
野菜も豊富です。トマトの出荷は日本一ではなかったかと思います。
びっくりするほど味のいいトマトです。
花もつくっています。切り花に鉢植えの蘭。
果物は一年中あります。
イチゴにリンゴ、葡萄に梨、キウイにブルーベリー。
米の街、野菜の街、果物の街、花の街。
おまけに餃子の街、ジャズの街。
懇親会が終って外に出ればですよ、宇都宮の夜にはバーがあります。
市民の数に対するバーの比率が日本一高いのです。
なんだか居心地がよくて帰るのを忘れてしまいます。
でもって、明日は収録日です(なかやま)