坂東工くんは今更「くん」もつけたくないほど
酒の回数を重ねている。
もはや「バンド〜」と呼び捨てであり、漢字ですらない。
小野田隆雄さんは紳士であられるが
それでも「坂東さん」とはお呼びになっていないと思う。
「坂東くん」だったような気がする。
ちなみに一倉宏さんは「坂東」とお呼びになる。
一応は漢字になっている。
さて、そのバンド〜が(あくまでもバンド〜)読んだのは
小野田隆雄さんのストーリーで「銀座の柳」
銀座の街路樹の変遷の物語だった。
銀座といえば柳と思っていた私にとって
思いがけない話がいっぱい出てきて面白かった。
そういえば小野田亜さんがお書きになったとおり
銀座通りの8丁目あたりは樅の木になってしまった。
「山だと40メートルにもなる木を狭い間隔で植えて
街路樹にするのは少々無謀ではありませんか、お役人さま」と
言いたい気持ちは私も同じだ(なかやま)