地曳豪くんと刀(収録記2012.04.28-4)

地曳豪くんはときどき刀を持ってくることがある。
刀といっても主に木刀で(他には十手など)
それは別に我々をやっつけようという敵意のあらわれではなく
単にその日に居合いの稽古があったということだが
なにしろ物珍しいのでついつい出して見せてもらう。

いっぺん木刀を構えさせてもらったことがあるが
なにしろ重いので上段には構えられない。
中段もちょっとむずかしい。
さて、こんなクソ重い武器でどう戦うのじゃとちょっと考えて
躯の脇に引きつけて構えてみた。

うん、これなら大丈夫。
しかし構えるだけで振りまわすのは無理。どうするか…
ちょっと考えて、地曳くんにきいた。
 もうこのまま体当たりして、あわ良くば相手を刺すしかないな〜。
それでいい、と地曳くんは答えてくれた。
たぶん、本当にそれでいいのではなく
返事に詰まったというのが真相だと思うが。

まあ、そんなわけで
地曳くんが来るといろいろ遊べる。
地曳くんの付属品としていつも木刀があれば面白いのだが
残念ながら今回は持参していなかった。

そうそう、地曳くんは今回、直川隆久さんの原稿
私の原稿を読んでいる(なかやま)


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