書くのもおろかなほど簡単なコシアブラご飯です。
コシアブラはまず洗って
そのついでにハカマの部分がちょい固そうなんで取ってしまって
ザルに上げておきます。水を切るわけです。
ご飯を炊くときに塩味をつけておきます。
炊きにかかったらコシアブラをトントン刻んで準備しておきます。
炊きあがったらさっき刻んだコシアブラを入れて蓋をして蒸らします。
蒸れたら混ぜます。
ああ、簡単です。
簡単にしてうまいです。
簡単ですけれど、ご飯が炊きあがってからコシアブラを刻むような
手ぬるいことはしないでください。
炊きあがったらパッと入れたいんです。
お客が飲んでいる最中にこれを炊いて
小さいオニギリにして出しましたら大人気でした。
お酒のときはご飯を食べるのが面倒になりがちなので
小さいオニギリはいいものです。
このとき味噌汁も出しますとお酒がちょっと醒めるというか
酔っぱらいがやや正気にもどるというか、そんな効果がありますね。
オニギリは小ぶりに、
味噌汁もですね、酒の途中で大きなお椀になみなみと出されると
口をつける気がしませんから、少なめがいいです。
山菜をなんでもかんでもテンプラにしてしまう人がいますが
おひたし、胡麻和え、酢味噌、炊き込みご飯などなど
性に合った食べかたをすると本当にうまいものです。
ためしてみてくださいね。
炊きたてコシアブラご飯を写真に撮ろうとしたら
湯気でレンズが曇りましてどうにもならず、
下の写真は冷たくなったコシアブラご飯で失礼いたします。