はじめまして。
秋田勇人と申します。
社会人5年目、コピーライターをやっております。
今年の9月半ばに参加してきた広告祭スパイクスアジアの
レポートをこちらで書かせていただくことになりました。
で、そのスパイクスなんですが…。
そもそもどんな広告祭だっけ?
という声が画面の向こうから聞こえてきそうです。
それもそのはず、スパイクスはまだ設立5年目。
カンヌやアドフェスに比べ、知名度が低いことは否めません。
ということでレポート一発目の今回は、
スパイクスの基本情報です!
○メイン会場
スパイクスはシンガポールで3日間にわたって開催されます。
サンテックシティというコンベンションセンターがメイン会場で、
広告会社によるセミナー、フィルム作品の上映、
プリントやアウトドア作品の展示が行われています。
これら全てが1フロアに収まっているのでこじんまりとした印象です。
逆に言うと、セミナー聞いてフィルム見てプリント見て…と、
期間中に全てを回りきることだって可能です。
そんなに混雑していないので、
人気のセミナーに並んだりする必要もありません。
ちなみにセミナーは日本語同時通訳付きなので、
英語が苦手な人でも安心です。
○パーティ
メインの会場以外に、夜は公式パーティが用意されています。
ひとつはNetworking After Dark。
これはシンガポールにある広告会社がオフィスを開放し、
スパイクスの参加者を招待するもの。
もうひとつがAwards After Party。
これは授賞式の後に行われる打ち上げみたいなもので、
マリーナベイサンズの足元にあるクラブを貸し切って行います。
ちょっと引くくらい、オシャレでした。
○賞の特徴
いまやアドフェストと並ぶ、アジア最大規模の広告祭です。
部門は細分化が進んでいて、今年は18の部門がありました。
賞の傾向としては…これは僕の主観なんですが、
アドフェストが「カンヌの前哨戦」だとすると、
スパイクスは「カンヌのおさらい」という感じがしました。
特にグランプリは、
「カンヌで話題になってたなぁ」というものが多かったです。
まぁ今年が特に、ということもあるんですが。
ということでスパイクス、大体イメージつかめたでしょうか。
総じて、僕のような海外広告祭初心者としては
回りやすい広告祭でした。(つづく)